462:名無しNIPPER[sage]
2015/08/15(土) 18:27:06.91 ID:UbTrIhHBo
乙です
463:名無しNIPPER[sage]
2015/08/15(土) 20:00:18.30 ID:m0zmaMZHo
おつおつ
ライすげえええ
464:名無しNIPPER[sage]
2015/08/15(土) 21:44:06.23 ID:QIDS8nzO0
乙デース
ゲームの選択肢っぽい雰囲気を残しながらのカッコいい戦闘描写でしたすげえ
465:名無しNIPPER[sage]
2015/08/16(日) 02:05:45.53 ID:LyA131Pjo
乙
466:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:25:26.65 ID:2OP6sQVDO
「荒い機動をしてしまった。怪我はないか」
ライは＜無頼＞の出力系を弄りながら訊いてきた。心配しているというより、どこか訝るような口調だ。当然だろう。
467:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:26:18.65 ID:2OP6sQVDO
爆発。
＜サザーランド＞が火を噴いて倒れる。交戦する直前に異変が起きた。
468:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:27:34.93 ID:2OP6sQVDO
第五世代の＜サザーランド＞を倒しているライからしてみれば、第四世代のコピー機である＜無頼＞は大した脅威ではないのだろう。再び戦場が混乱している今の状況を好機と思っているのかもしれない。
彼は先ほど見せた力を振るって、＜黒の騎士団＞を蹂躙する。間違いない。いくら統率されていても、相手はこちらをただのテロリストだと捉えている。付け入る隙はいくらでもあった。
469:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:31:39.51 ID:2OP6sQVDO
ライは一言も発しなかった。到着するなり席を立ち、開きっぱなしのハッチから外の様子を窺っている。
「…………」
470:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:32:59.98 ID:2OP6sQVDO
「どうしてついて来るんだ」
校門の前まで来て、ライが三〇分ぶりに口を開いた。途中、カレンの家の方に乗り継ぐバスもあったのに、学園まで来た事を疑問に思ったのだろう。
471:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:34:48.82 ID:2OP6sQVDO
「じゃあ、服を脱いで」
休日の保健室には誰もいなかった。消毒液の匂いと、真っ白なベッド。夕日を反射する清潔な床。
472:名無しNIPPER[saga]
2015/08/18(火) 23:36:19.20 ID:2OP6sQVDO
怪我自体は重いものではなかった。軽い打撲だけで、裂傷や出血などは確認できない。カレンは消毒をしてから、患部をアイスノンで冷やす。
「慣れてるな」
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