502:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:11:45.39 ID:BCVIJtYDO
「築いたもの……」
あるのだろうか。
503:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:12:25.66 ID:BCVIJtYDO
「僕は……どうしたらいい」
今までの問答で分かった事がいくつかある。
504:名無しNIPPER[sage]
2015/08/28(金) 18:12:46.87 ID:2QcpAueAO
あ
505:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:13:23.99 ID:BCVIJtYDO
「……そうだな」
逃げるのはいつでも出来る。
506:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:14:25.03 ID:BCVIJtYDO
「ああ。多分……君の力を借りる事になると思う。その時は……その、頼む」
もう殆どカタコトだった。誰かに何かを頼むのは苦手だ。
507:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:15:07.49 ID:BCVIJtYDO
「話はこれで終わりだな」
空気を切り替えるように、ルルーシュが言った。
508:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:16:45.93 ID:BCVIJtYDO
だから、必死に隠していた。
持っているには苦しくて、誰かに見せるにはグロテスク過ぎる。
509:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:18:01.59 ID:BCVIJtYDO
「そうか。僕はもう少しここにいるから──」
「スザク、そこの馬鹿を連れてこい」
510:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:19:42.27 ID:BCVIJtYDO
予想されていたのだろう。苦し紛れの反論はルルーシュに一刀両断されてしまった。ライは閉口し、スザクの方を見る。
「ナナリーも喜ぶし、君の栄養管理にもなるから、一石二鳥だね」
511:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:20:56.59 ID:BCVIJtYDO
食事係から餌係にランクダウンしてしまっている。ライは絶望的な気分になった。
「違うんだ。ちゃんと考えている。自分の体調くらい把握しているから。しっかりと」
512:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 18:27:08.65 ID:BCVIJtYDO
「裏切るのか。スザク……」
親友の発言が信じられないのか、ルルーシュは目を見開いて、それから睨みつけた。
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