過去ログ - 京介「別れよう」 黒猫「え……」
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:14:42.03 ID:ABn+E12Xo
あやせ「京介さんの心はまだ黒猫さんに向いたままです。その想いを全てわたしに与えてくれてようやく一人前ですから、現状では無理ですね」
京介「なら……黒猫の事は忘れる、ように努力する。そしておまえを黒猫より強く愛する。それじゃ駄目か?」
25:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:15:50.03 ID:ABn+E12Xo
京介「俺を冤罪被害者にしたらおまえは桐乃に間違いなく嫌われるな。二度と会えないだろうが、それでも良いのか?」
あやせ「それは困りますね。どちらかだけならガマンもできますけど、二人ともと会えなくなるのなら、生きている意味がありません」
26:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:17:16.13 ID:ABn+E12Xo
あれから一ヶ月が経過した。
俺は、桐乃に危害が加えられないであろう事を盾に何度もあやせから呼び出しをくらい、そのたび請われるままにセックスした。
27:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:18:41.16 ID:ABn+E12Xo
そして転機を迎える。
28:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:19:58.03 ID:ABn+E12Xo
桐乃が言うにはこんな感じだった。
沙織が黒猫と会っている時にその変調に気付いたが問うても理由を教えて貰えないので、原因は俺にあると見て電話をかけようとした。
29:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:21:28.57 ID:ABn+E12Xo
京介「俺だって、それが出来たらどんなにか良かったと思うよ」
桐乃「それはあんたの努力が足りてないだけよ!」
30:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:22:38.74 ID:ABn+E12Xo
怒りにより前後不覚に陥った桐乃だったが、時間の経過で多少の理性を取り戻せたようで、すぐさまあやせに電話をかけた。
桐乃が日本に帰っている事をまず伝えると、あやせはうちに来ると告げ、そして本当にあっという間にやって来た。
31:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:24:08.03 ID:ABn+E12Xo
あやせ「桐乃、なんでそんなに怒ってるの? わたしと京介さんがお付き合いしてるのを祝福してくれないの?」
桐乃「できるワケないでしょっ! なんであやせが兄貴と付き合ってるのよ! あんた兄貴に振られたじゃん! なんで黒猫と別れさせて、人の恋人を奪ってそんなに平然としてるのよ!」
32:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:25:22.16 ID:ABn+E12Xo
あやせ「まだ京介さんの心は完全にわたしに向いてないし、邪魔な黒猫さんには退場してもらわないとダメかなぁ」
京介「やめろ!! 下手な事をしてみろ、俺がおまえを殺すぞ!!」
33:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:26:46.78 ID:ABn+E12Xo
あやせ「何でもするって約束はもう何度目でしょうか。でも、今のわたしには間に合ってますから」
そっとお腹に手をあて優しく微笑むあやせ。これだけを見ると以前の正常な時のようだけど、実際はご覧の有様だ。
34:名無しNIPPER[saga]
2015/07/07(火) 23:28:35.46 ID:ABn+E12Xo
あやせ「京介さんがわたしを心から愛してくれて、桐乃が側にいて、赤ちゃんが産まれる。これでグチャグチャになってたわたしの人生でも、やっと人並みな幸せが送れるようになれます!」
桐乃「あたしが協力すれば誰も不幸にならないの?」
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