過去ログ - カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」
1- 20
972: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:07:09.16 ID:dDlOsfYO0
クリムゾン「ああ、あんたの思っているとおりだけど、シュヴァリエ公国と白夜王国は繋がってる。共に暗夜を打倒するっていう旗の下にね」

カムイ「ということは、あの時、シュヴァリエ公国が白夜軍に占拠されたというのは……」

クリムゾン「真っ赤な嘘だ。いや、真っ白な嘘って言ったほうがいいのかな。シュヴァリエ公国は白夜軍に飲食住すべてを提供してたからね。港町ディアの攻撃は城壁に援軍を送られないための戦いだったんだよ」
以下略



973: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:19:26.70 ID:dDlOsfYO0
カムイ「……」

クリムゾン「今ね、シュヴァリエは弱小国として暗夜に認識されてるよ。弱い白夜軍に負けてしまう、非力な国だってね。でもそれでいいんだ、そのおかげで、城壁の防衛に私たちはつくことができたからね。今、誰もが暗夜に対して攻撃を仕掛けようとしてる。今はそういう段階なんだ」

カムイ「反乱をおこす、そう言いたいんですね」
以下略



974: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:30:49.16 ID:dDlOsfYO0
カムイ「リョウマさんはまだシュヴァリエにいるんですか?」

クリムゾン「本当はもう帰っている予定なんだ。それを私がお願いして待ってもらってるんだ。こういっちゃなんだけどさ、私ってみんなの行動の指針を担ってたりするんだよ。私が攻めようと言えば、兵士が動く。私が戦うことで兵たちの指揮が上がる。ははっ、今考えるとマスコットみたいだよ」

カムイ「クリムゾンさん」
以下略



975: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/09/30(水) 23:45:03.09 ID:dDlOsfYO0
カムイ「そうですね。それで、クリムゾンさんは私に何を望むんですか?」

クリムゾン「カムイ、私たちと剣を取って闘ってくれないかな」

カムイ「それは、私も反乱に加われということですか?」
以下略



976: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 00:01:10.68 ID:hH4N980c0
カムイ「そんなものでしょうか?」

クリムゾン「そんなものさ。それで、ぶり返して悪いんだけど。私の提案、どう思ってくれるんだい?」

カムイ「……反乱ですか。たしかにある部族の村の方と、それに似た約束をしています」
以下略



977: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 00:12:19.40 ID:hH4N980c0
カムイ「では、共に闘うことになったら。ちょっと噛ませてください」

クリムゾン「ちょっと、あんたおかしいよ。一体何がしたいんだ。あっんぁ、も、もう耳朶に、ふれない、触れないでよ」

カムイ「はい、そうですね。ありがとうございました」
以下略



978: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 00:27:22.76 ID:hH4N980c0
◆◆◆◆◆◆
―暗夜王国・ウィンダム正門―

カムイ「では、お気をつけて」

以下略



979: ◆P2J2qxwRPm2A[saga]
2015/10/01(木) 00:28:40.75 ID:hH4N980c0
今日はここまでです。明日で休息が終わる感じです。


980:名無しNIPPER[sage]
2015/10/01(木) 03:18:33.49 ID:qGp/RPvHo

こうやってみると本編のカムイはただ流されてるだけだったんだなと思う(小並)


981:名無しNIPPER[sage]
2015/10/01(木) 12:42:49.82 ID:P7/EkTWco

やっぱ読んでて惹き込まれる魅力がある作品だなあ
続き楽しみにしてます


1002Res/879.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice