5:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 21:59:20.07 ID:ljpOWTSAO
「違います!それにここは生徒会室ですよ!普通の生徒がいるわけないじゃないですか!」
無実を訴える被告人のようにムキになるいろは
それは当然だ。せっかく覚悟を決め、勇気を振り絞って告白したのにこのままなかったことにされるなんてたまったもんじゃない。
6:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:00:32.30 ID:ljpOWTSAO
「そんなのいませんよ!」
「あれ変だな? 人の気配が感じられないプロのボッチのオレの聞き耳スキルはMAXのはずだが…」
「だから、そんな人いませんてば!」
7:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:02:30.15 ID:ZVw4UOiuO
期待せざるをえない
8:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:05:11.34 ID:0kWyNpu2o
本筋をシリアスに、しかも謎解きっぽく事件の少しずつ輪郭を表していく。
一方でキャラの性格を掴みながらの日常コメディに妥協がない。
冗談抜きで市販レベルなんだが何者だよ
9:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:11:49.34 ID:ljpOWTSAO
「だったら偽物だな!おまえ!一色をどこへやった!目的はなんだ!逆恨みした相模の差し金か!」
警戒態勢に入った。普段気だるそうな八幡の腐った目に力がこもる。
「違うって言っているじゃないですか!」
10:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:13:14.29 ID:ljpOWTSAO
「しかしどうみても本物の一色に見えるな…プロのボッチであるオレの観察眼を欺くとはなんて変装技術だ」
「いいかげんに…」
「まさかおまえメタモンか!いやモシャス使って化けているのか!それともFF5のメタモルファかなんかで」
11:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:14:49.25 ID:ljpOWTSAO
「たしかに以前の私なら見向きもしませんでしたね…けど、それはあくまで以前の私、先輩の他の人にはない良さを知ってから、なんか葉山先輩の事が薄ペラく感じられて…」
(そうか…一色も気づいたのか)
(仮に一色と葉山が付き合ったとする。当然ハヤマスキーの女子達や一色にいい印象持ってなかった女子達は一色に対して嫌がらせをするだろう。
12:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:16:10.54 ID:ljpOWTSAO
「それに先輩はなんだかんだで優しいじゃないですか。目は腐っているけど高スペックだし、顔も整っているし」
「目が腐っているは余計だ」
どうやら本物とわかってもらえたようでホッとする一色。だが油断すればうやむやにされて終わってしまう。
13:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:17:26.18 ID:ljpOWTSAO
「おまえはオレに問題事を解消してもらったことで多少好感を持った。そして葉山のことで落ち込んでいたお前の近くにいたオレに少し優しくされ、普段から本音言っても距離とらず変わらぬ対応するオレは猫かぶらず接する相手だった。
つまりだおまえへのオレへの感情は恋ではなく楽だ」
「楽…?」
14:名無しNIPPER[sage]
2015/08/26(水) 22:19:12.74 ID:ljpOWTSAO
「先輩のこと本当に好きですよ!!」
「だからそれはかん「勘違いなんかじゃありません!!」…」
「私が突発的に先輩を好きになったと思っているんですか!? それは違います。3ヶ月前、先輩が気になってきたころ自分でも勘違いかもと思ったことありましたが…それからさらに先輩と接しているうちに
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