過去ログ - ほむら「ゲッターロボ!」第十話
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1:名無しNIPPER[sage]
2015/08/28(金) 19:52:52.54 ID:8TocSby00
原作版ゲッターロボとまどかマギカのクロスです。


「まどマギでやる必要があるの?」の最たる内容ですが、自分がまどかとゲッターが好きと言う理由のみでクロスさせて見ました。

ノンビリいきますが、よろしければお付き合いください。

なお、地の文が多めになってしまいましたが、その手のが苦手な方はご注意ください。


<第一話>

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<第二話>

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<第三〜九話>

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※先に立てた「十話」スレが私がグータラのせいで落ちてしまいました。

 こちらの方は落とさないように頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 19:57:36.51 ID:8TocSby00
ほむら「ゲッターロボ!」第十話


※まずは冒頭部分のみの投下になります。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 19:59:17.81 ID:8TocSby00
夕暮れ時。

まどかは、家の近くの小さな公園で一人。

ブランコに腰かけながら、物思いにふけっていた。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:00:26.37 ID:8TocSby00
結局ほむらは、何も答えてはくれなかった。

ただ、最初は悲しそうにうつむいて。

次に顔を上げた時には、寂しそうに笑って。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:01:31.60 ID:8TocSby00
まどか 「ほむらちゃんに悪い事をしちゃったよね・・・」


キュウべぇ 「やぁ・・・」

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:02:28.96 ID:8TocSby00
キュウべぇ 「僕は嘘なんて、何ひとつ言っていないよ。騙すだなんて、人聞きが悪い事、言ってほしくないな」

まどか 「だって、教えてくれなかった!魔女が何なのかも、魔法少女がどうなるかも!」

キュウべぇ 「聞かれなかったからね」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:04:12.96 ID:8TocSby00
キュウべぇ 「まどか。僕と契約して、魔法少女になってよ。君には魔女との戦いの日々と、遠からずの死という運命の二つがもたらされる」

まどか 「そ、そんなの嫌だよ・・・」

キュウべぇ 「だけれど、その見返りとして、君は一人の友達を救う事ができるんだ。それはとても、素晴らしい事だと思わないかい」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:05:13.12 ID:8TocSby00
まどか 「わ、私っ・・・」

キュウべぇ 「さぁ、願いを言うんだ、鹿目まどか。君はどんな願いで、その魂を輝かせるのかい?」

まどか 「!!」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:06:10.09 ID:8TocSby00
まどか (ううん、この顔・・・一度だけ。それもさっき、見てきたばかりだ)


それは、紛れもない。

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:07:44.97 ID:8TocSby00
まぶたの裏の家族が。

そして、先ほどのほむらが見せた、あの表情。

あれこそが。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:08:35.75 ID:8TocSby00
キュウべぇ 「残念だ、本当に・・・」


その一言を最後に、キュウべぇはまどかの前から立ち去って行った。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:09:39.11 ID:8TocSby00
・・・
・・・


私はその様子を、遊具の陰から覗いていた。
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:10:44.96 ID:8TocSby00
私だって、四六時中まどかの側にいられるわけじゃない。

この後、私の目の届かないところで、まどかが契約してしまう可能性だってあるのだから。


以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:11:46.70 ID:8TocSby00
結果。

まどかは、自分の言葉で、自分の考えとして。

友情をダシにした卑怯な勧誘を、退けて見せてくれたのだ。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:12:53.80 ID:8TocSby00
そして私の胸にこみ上げてきたものは。

願いが叶った喜びでも、達成感でもなく。

ただただ、深い悲しみの波。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:14:30.29 ID:8TocSby00
ほむら 「やったんだよ・・・っ!」

まどか 「ほむらちゃん、また、その顔・・・」

ほむら 「えっ!?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:15:51.45 ID:8TocSby00
・・・
・・・


夜の公園で、私たち二人。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:18:30.23 ID:8TocSby00
まどか 「うん・・・ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら 「なに?」

まどか 「仁美ちゃんは、キュウべぇに何を願って、魔法少女になっちゃったのかな」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:19:16.63 ID:8TocSby00
死しても死体すら残らないことが多い魔法少女。

私たちの本当の死は、大切な人たちすべてから、忘れ去られた時にこそ訪れるのだ。


以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:22:05.21 ID:8TocSby00
ほむら 「い、い・い・い・いきなり何を言ってるの、鹿目さんっ!」

まどか 「ほむらちゃんの部屋での別れ際・・・ほむらちゃんが見せてくれた表情、ね・・・」

ほむら 「え、表情・・・?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 20:22:52.62 ID:8TocSby00
まどか 「とても辛そうで、消え行っちゃうような・・・そんな顔。私、パパやママにあんな顔、してほしくないなって」

ほむら 「・・・」

まどか 「そうしたら、キュウべぇと契約なんて、絶対しちゃダメなんだって、そう思えたから・・・」
以下略



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