492:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:41:00.07 ID:R02twNhM0
・・・
・・・
493:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:48:59.09 ID:R02twNhM0
ほむら 「?」
なにかと思ってそちらに目を向けると・・・
494:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:50:14.44 ID:R02twNhM0
さやか 「もみくちゃだよ、もう・・・あ。おはよ、二人とも」
まどか 「うぇひひっ、おはよう、さやかちゃん!」
ほむら 「久しぶりね」
495:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:56:32.15 ID:R02twNhM0
・・・それはそうだろう。
別の時間軸のさやかが、自らの運命と差し替えなければ治せなかったほどの怪我なのだ。
この時間軸においても、上条恭介の手の回復は、ほとんど絶望的なのだろう。
496:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:57:49.02 ID:R02twNhM0
ほむら (確かに・・・)
どこか、さっぱりとした顔をしている。
497:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 22:01:36.63 ID:R02twNhM0
上条 「うん。医者が言うには、諦めろって。もう、楽器を弾ける程には、回復しないだろうってさ」
上条を囲む人たちの間から、静かにどよめきが起こる。
498:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 22:02:49.89 ID:R02twNhM0
中沢 「なんだ、これ。空手の・・・教本?」
ほむら (・・・!?)
上条 「夢を見たんだ。僕が腐っていた時にね。そこで僕は、ある人に出会った」
499:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 22:04:36.70 ID:R02twNhM0
中沢 「夢の中でねぇ。不思議な話もあるもんだな。で・・・それと空手がどういう関係が?」
上条 「その、夢の中の人を思い出すと、なぜか空手と結びついちゃってね。で、僕も何か、新しい事をやってみようかと思ってさ。
音楽家の夢は諦めないけど、バイオリンはまだ当分、弾けそうにないしね。
500:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 22:06:31.42 ID:R02twNhM0
上条 「夢の中で、あの人は言っていた。武道の神髄は心技体を鍛える事だって。
だから僕も強くなって、いつかは大切な人の事を守れるようになりたい。そう思うんだ」
501:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 22:08:24.01 ID:R02twNhM0
後ろにいたまどかが、私の顔を覗き込む。
それから、何も言わずにそっと、包み込むように。
私の手を優しく、握ってくれた。
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