過去ログ - 赤木しげるがニセコイにくさびを打ち込むようです
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59: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:16:16.83 ID:hLFU5SNV0
楽(ったく、なんで放課後寄り道するだけなのに、待ち合わせを空き教室なんかにするんだ? ……ま、鶫が怖えーから口には出さないけどな!) ガラッ

楽「お、千棘一人だけか」

千棘「あら、わるい?」
以下略



60: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:17:32.17 ID:hLFU5SNV0
――

 教子先生に解放され、三人が校門前に現れる。

集「おー楽、おせーじゃん。なになに、三人でラブラブしてたわけ?」
以下略



61: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:19:00.74 ID:hLFU5SNV0
――

千棘「ついたー! さぁ鶫、食べるわよー!」

鶫「はいはい、一度に持ってくるのはお盆に乗っかるまでですよ」
以下略



62: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:22:28.74 ID:hLFU5SNV0
「あ、楽さま――」

 楽に合わせて、万里花もついていく。だが、それを赤木が制した。

赤木「くくく、嬢ちゃん、わるいが呑気にケーキ食べてる場合じゃないな……」
以下略



63: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:23:31.98 ID:hLFU5SNV0
 赤木の謀略とは裏腹に、特段なにか起きることはなく、つつがなくバイキングは終わろうとしていた。

鶫(よし、何事もなくここまでたどり着いた。あとはさりげなくお嬢と一条楽のデートへと持ち込ませるだけ)

鶫「こほん、そういえばお嬢はこのあと何かご予定はおありですか」チラッ
以下略



64: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:25:51.83 ID:hLFU5SNV0
鶫「ちょ、ちょっと待て、橘万里花! 一条楽はお嬢の恋人なのだぞ。なんで貴様と行く必要がある!」

万里花「あら、愛があれば地位も形も関係ありませんわ」

鶫「そういうわけあるか!」
以下略



65: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:27:32.34 ID:hLFU5SNV0
万里花「ふふ、状況は察していただけましたか。鶫さん、桐崎さん。改めて聞きますが、わたくしとの勝負、受けていただけますか」

千棘「……分かったわ。やってやろうじゃない! その代わり、勝ったら絶対についてくるんじゃないわよ!」

万里花「桐崎さんもですわよ」
以下略



66: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:29:18.51 ID:hLFU5SNV0
 突如、るりが声を上げた。そして小野寺の後ろに回り込むと、その背中を張り飛ばした。

るり「こほん。小咲が一言あるって」

小咲「えっえっ……?」
以下略



67: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:31:20.47 ID:hLFU5SNV0
――

鶫「では、勝負の方法だが」

集「それならさ、せっかくケーキがあるんだし、食わず嫌い王みたいなことをやらない?」
以下略



68: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/22(火) 21:34:50.31 ID:hLFU5SNV0
鶫「お嬢と一条楽はもともと熱々のカップルなのだ。そのお嬢が恋人を賭けているのだから、これくらいのハンデは当然だろう」

万里花(赤木のおじいさま、どうしましょう?)

赤木(くくく、どうもこうもない。これはむしろ願ってもないこと……。受けよう。ただ、こちらもささやかながら条件を付けさせてもらいな)
以下略



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