過去ログ - 女勇者「勇者よりも、お姫様になりたかった」
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114: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/07(水) 18:22:41.27 ID:ZY6cmIjT0
先代勇者「ハァ、ハァ…遂に魔王を討ったぞ……」

子供「魔王……」

自分は知っていた。
以下略



115: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/07(水) 18:23:44.99 ID:ZY6cmIjT0
女神「待つのです、勇者よ」

先代勇者「女神様、どうなされました。まさか、この者を許せと?」

女神「その者は魔王に利用されただけなのです。どうか、命は奪わぬよう……」
以下略



116: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/07(水) 18:24:27.64 ID:ZY6cmIjT0



勇者が持ち帰った剣は、勇者の象徴として祭り上げられた。
魔王討伐の熱気に満ちた人々は、やがて歌を作り上げる。
以下略



117: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/07(水) 18:25:50.25 ID:ZY6cmIjT0
今日はここまで。
精霊の過去はこれで終了です。
明日か明後日には終わる予定です。ここまでお付き合い下さった皆様、もう少しだけお付き合いお願いしますm(_ _)m


118:名無しNIPPER[sage]
2015/10/07(水) 19:00:10.90 ID:VRGyKQYeO
乙!


119: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:34:02.67 ID:D5Z8hfqq0




精霊『俺なんて、死んで当然だよなぁ…』
以下略



120: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:34:39.14 ID:D5Z8hfqq0
勇者「でりゃああああぁぁぁ!!」

精霊「!!」


以下略



121: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:35:16.22 ID:D5Z8hfqq0
女神『貴方の記憶を勇者に流しました』

精霊「……っ、見られたの、勇者に……!?」

女神『ですが、貴方の罪を見ても尚、勇者は貴方を許すことに決めたのです』
以下略



122: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:36:09.76 ID:D5Z8hfqq0
勇者「精霊、精霊!! 良かった、本当に良かった……!!」

精霊「勇者……」

抱きしめてくる力は、勇者の気持ちの強さ。
以下略



123: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:36:43.29 ID:D5Z8hfqq0
魔王が討たれた――その報せは瞬く間に世界に広がり、勇者一行は英雄として祭り上げられた。
精霊を知る者は、その勇者一行の者のみである。


賢者「正直、彼を信用していいのか私には判断できかねますが…勇者さんが見張るというのなら、安心してお任せできます」
以下略



124: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:37:14.08 ID:D5Z8hfqq0
式場の鐘が鳴る。
その日、主役の2人は人々に祝福され、永遠の愛を誓い合った。

王子「私は姫君と共に、この国を守っていくと誓おう!」

以下略



125: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:37:59.27 ID:D5Z8hfqq0
勇者「お姫様のドレス、すっごい綺麗だったね! こう、キラキラしてて! それに会場の雰囲気も、まるで天使の楽園って感じ!? ああぁ〜、もう素敵だった〜!」

精霊「あの、もしもーし?」

勇者「あれぞ、お姫様の晴れ舞台だったよね〜。あぁ〜、思い出すだけで素敵」ウットリ
以下略



126: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:38:27.84 ID:D5Z8hfqq0
精霊が頭に触れて、何かをつけてきた。
勇者は窓ガラスに映った自分の姿を見る。精霊がつけてきたのは、小さな花の髪飾りだ。

精霊「色んなモチーフの髪飾りあったけど、やっぱり王道の花が好きだなぁ。勇者は?」

以下略



127: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:38:53.75 ID:D5Z8hfqq0
勇者「よーし決めた、私はフリフリの似合う女になる! 世界救ったんだもん、何にだってなれるよ!」

精霊「おー、その意気だー」

勇者「精霊、あんたも一緒に頑張ろうか」
以下略



128: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:39:23.54 ID:D5Z8hfqq0
精霊(……この体勢じゃ、勇者が俺の王子様だよ)

精霊は悩ましげな顔をしたが、すぐに「よしっ」と何かを決意したようだ。

精霊「俺、大きくなるよ! すぐに勇者を追い越してやるからね!」
以下略



129: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/10/08(木) 11:40:14.93 ID:D5Z8hfqq0
ご読了ありがとうございました。
精霊は大きくならない方が絶対いいってのはここだけの話。



以下略



130:名無しNIPPER[sage]
2015/10/08(木) 12:22:08.79 ID:z3az6rANO
乙!
きゅんきゅんきゅんきゅん!


131:名無しNIPPER[sage]
2015/10/08(木) 12:39:24.50 ID:+Iz8tRI/O
乙!


132:名無しNIPPER[sage]
2015/10/08(木) 18:07:43.59 ID:dsFUMoMBo
きゅんきゅんニヤニヤした
素晴らしいSSをありがとう乙

このSSで初めて知ったので過去作も読んでくる


133:名無しNIPPER[sage]
2015/10/08(木) 22:45:54.10 ID:xqUA8VU5O
乙乙


134:名無しNIPPER[sage]
2015/11/16(月) 01:45:51.66 ID:6p0sdn5AO



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