過去ログ - 男「ククク・・・」女(こいつ・・・ただ者じゃないみたいね・・・)
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157:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:11:15.14 ID:DDgMIptl0
男「単刀直入に言う。獣を一匹。貸してくれないか?」

組織女「・・・・・・はぁ?」

男「無茶苦茶言ってるのは分かっているし、メチャクチャな事言ってるのも分かってる。でも頼む。時間がないんだ。今すぐ貸して欲しい」
以下略



158:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:12:08.84 ID:DDgMIptl0
組織女「あたしらは『能力者』はなんだかんだ身体能力が強化される。ちょっとやそっとの事じゃあ死にたくても死ねやしねえ。前の『機関』との喧嘩で、高層ビルの屋上から真っ逆さまだった事があるが、その時も傷一つ付かなかったぐらいだ」

組織女「・・・でも、てめえはそうじゃねえ。ましてやてめえはかなりの運動音痴だ。あたしらのマジの喧嘩に巻き込まれたら・・・てめえ、マジでおっ死んじまうぞ?」

男「・・・・・・でも、それでも、俺は・・・・・・」
以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:12:47.65 ID:DDgMIptl0
組織部下女「・・・は?もうですか?」

組織女「ああ。申し訳ねえが頼む」

男「・・・」
以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:13:27.89 ID:DDgMIptl0


男「俺と、そこの組織女はとある暴走的な一族――暴走族とも言う――との激闘を終え、暇を持て余していたのだ」

組織女「暴走族とも言う、じゃなくてそうとしか言わねえと思うが・・・」
以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:14:08.05 ID:DDgMIptl0
男「ふふっ、甘いな。怒りで攻撃が単調になっているぞ?・・・それでな、組織部下女。俺が組織女の方に顔を向けると、そこには俺のイタズラにビックリしすぎた余り、おしっk――」

組織女「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

組織女「わかった!!!わかったから!!!貸す!!!!貸すから!!!!!それ以上なにも言うなぁああああああああああああああああああああああ!!」
以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:15:15.20 ID:DDgMIptl0
組織女「てめぇ・・・一生恨んでやるからな・・・!」

男「ククク・・・なんとでも言うがいい。さぁ、さっさと貸して貰おうか・・・!」

組織女「グッ、偉そうに・・・・・・ああ、ちょうどてめえにおあつらえ向きの獣が一匹いたぜ・・・」
以下略



163:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:15:45.63 ID:DDgMIptl0
バサッ!バサッ!(虎の獣が空を掛ける音)

男「ウプッ・・・動きが速いのと、揺れがひどすぎて、酔いそうだ・・・」

男「な、なぁ君・・・もう少しこう、俺に気を使ってだな・・・」
以下略



164:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:16:21.81 ID:DDgMIptl0
そして、時は現在に戻る。

男「――ふっ、俺の名を呼んだか女? 言っただろう、お前が俺の名を呼べば、必ずお前を守ると・・・ククク・・・盟約はここに果たされた・・・!!」

女「お、お、男・・・あんた、本当に・・・男、なの・・・?死んだはず、じゃあ・・・」
以下略



165:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:16:53.01 ID:DDgMIptl0
メイド「恐らくお嬢様は、あの『兵器』にエネルギーとして取り込まれております。早くあの兵器を破壊しなければ、お嬢様の命が危ないかも知れません・・・ですから、どいて下さい。『騎士団』のお三方」

女「どいてって、メイド、あんたね・・・あたしたちは男が来た事で気力が回復して、動けるようになったけど・・・あんたは立ってるだけでも辛いでしょ」

メイド「・・・そんな事はありません。元気一杯です。それより今は一時休戦と行きましょう。お嬢様は私が助けます。どうか邪魔だけはしないよう・・・邪魔すれば命の保証は致しません」
以下略



166:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:17:22.11 ID:DDgMIptl0
男「ゴホンゴホンッ!ともかく、あの兵器をぶっ壊せばいいんだろ、メイド?中のお嬢は傷つけずに、だ」

メイド「・・・ええ、まぁそうですが・・・でもそんな気遣い、したくもないでしょう?特に『騎士団』の団長さんと女さんは」

騎士団長「・・・まぁ、な」
以下略



167:名無しNIPPER[saga]
2015/10/30(金) 15:17:59.48 ID:DDgMIptl0
ブォォォォン!(『兵器』の駆動音)

男「ところでメイドよ、どこかあの兵器に弱点はあるのか?」

メイド「・・・首にある、人間でいううなじで当たる部分に、2本、ケーブルが走っています・・・そこを傷付ければ、確証はしませんが、恐らくあの『兵器』の動きも止まるでしょう」
以下略



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