過去ログ - 鷺沢文香「私……少しは変われたのでしょうか?」
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1: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:02:03.74 ID:kGT2c1FF0
モバマスssです

鷺沢さんの誕生日が近いということで書いてみることにしました

ss書くの初めてです

地の文あり

スローペースですがなんとか鷺沢さんの誕生日までには終わらせたいと思います

それではどうぞよろしくお願いします

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:04:51.08 ID:kGT2c1FF0
プロデューサーを名乗るあの人にあってから、いったい幾程の時が流れたのでしょう。

長いとも短いともいえるような時を過ごして……私は…鷺沢文香は少しは変われたのでしょうか?

アイドルとして活動し、その……恥ずかしながら私のファンというものができ、
以下略



3: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:10:32.57 ID:kGT2c1FF0
──346プロダクション事務所──

P「そりゃあ文香は変わったさ、少なくとも俺や周りのみんなが驚くくらいにはさ」

文香「そう……なんでしょうか…」
以下略



4: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:16:41.94 ID:kGT2c1FF0
P「いやだから謝る必要はないって。……しかしなんだ、それは今すぐ答えを出さなくちゃいけない問題なのか?」

腕を組み悩むそぶりをみせるPさん。
  
P「変わったか変わっていないかなんて問題は、当事者にとっちゃあ後から分かるもんだろうに」
以下略



5: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:21:48.65 ID:kGT2c1FF0
P「そういえば、あの時もこんな雪が降っていたな」

懐かしむようにポツリと……自然と心のうちから出てきたようにPさんはつぶやきました。

文香「そう…ですね。思えばもう……遠い昔のように思えます」
以下略



6: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:25:44.77 ID:kGT2c1FF0
──1年前──

私……鷺沢文香は普通の女子学生でした。

叔父の経営する小さな古書店でバイトをし、大学と自宅を行き来する日々。
以下略



7: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:30:04.75 ID:kGT2c1FF0
文香「…………はい? …アイドルを…お探しですか? …当店は…アイドル雑誌などのお取り扱いはございませんが」

本に夢中になっていた私は……最初彼がなんと言ったのかよく聞いておらず
…その……恥ずかしながら彼がアイドルものの雑誌を探しているものと思ったのです。

以下略



8: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:33:32.73 ID:kGT2c1FF0
……思えば……このときから…私はこの人に惹かれていたのかもしれません。

P「ああ良かった……ようやく見つかった。ふう……とりあえず、俺はこういうものです」

i.imgur.com
以下略



9: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/19(月) 02:35:41.02 ID:kGT2c1FF0
というわけで今日はここまでです
それでは……



10:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 02:37:04.09 ID:XllPNNaCO
乙だな
この名刺自作か?
すげえな


11:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 07:13:19.15 ID:HkxnbfocO
おつ


12:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 19:16:37.97 ID:0j+0mFhP0
ふみふみSSキタコレ!!!!!
>>1頑張れ超頑張れ!!


13:名無しNIPPER[sage]
2015/10/19(月) 22:56:08.74 ID:os2Dim1j0
乙です


14: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:26:50.21 ID:nvmEm+FY0
文香「……私を、アイドルに……ですか? ……………………あの、やはりお話がよく飲み込めないのですが」

このときの私は、こう言葉を搾り出すのが精一杯でした。

まさか私をアイドルにしようなどという人が現れるとは……誰が想像をしていたでしょうか。
以下略



15: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:29:35.54 ID:nvmEm+FY0
P「え?」

文香「どうして……その、特に可愛げのないの私なんかを…選んだのでしょうか?」

P「どうして、か。いや、俺は君のこと可愛いと思ったけど……あー、そうだなぁ………………強いて言うなら、一目ぼれって奴かなぁ」
以下略



16: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:30:06.00 ID:nvmEm+FY0
文香「あの……///」

P「あ、ああ、ごめんごめん。また一人で暴走してしまった。ごほん…………で、どうかな? ええっと……あれ? そういえばまだ名前も聞いていなかったっけ」

文香「文香です…………鷺沢……文香。文章の文に……香ると書いて、文香」
以下略



17: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:30:37.11 ID:nvmEm+FY0
文香「…………あの……少し………考えさせてもらってもよろしいでしょうか」

そんな私が選んだのは、はいでもいいえでもない……保留という第三の選択でした。

P「ああ、もちろんいいよ。というよりやっぱりこういう話は一朝一夕ですぐに決められる話じゃないからな。……まあでも、なかにはすぐに決める奴もいるか」
以下略



18: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/20(火) 06:32:45.96 ID:nvmEm+FY0
もしかしたら今日はこれ以上更新できないかもしれません

待っていてくださる方や応援してくださっている方、どうもありがとうございます

つたないながらも最後まで書かせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします


19:名無しNIPPER[sage]
2015/10/20(火) 07:13:48.10 ID:ubiPp7UAO
要するに文香はゴーカイチェンジしたいと


20: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/21(水) 23:39:09.12 ID:t9F8EtoZ0
次に彼と出会ったのは、思いのほかあれからすぐのことでした。

街のカフェで私が読書していたところをPさんが発見し……声をかけてきたのです。

そのときは別段私を探していたというわけではなく……彼のとある担当アイドルとそこで待ち合わせをしていたとのことらしいのですが……。
以下略



21: ◆dgnrzzdaHc[saga]
2015/10/21(水) 23:49:18.92 ID:t9F8EtoZ0
文香「…………? P…ですか? …………あ、プロデューサーだから、ですか」

P「そうそう。まあ俺もそう呼ばれることに慣れているから別に構わないんだけどね。ただ他の部署のプロデューサーさんたちも、同じように346ではPさんって呼ばれている人もいるから、ちょっと紛らわしいときもあるんだよねこれが」

あははは、と、気さくに笑う彼。
以下略



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