13:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:41:05.63 ID:wlnW7ggg0
プロデューサーには、悪いんですけど――。
その、プロデューサーが言ってたこと――実は私、あまり信用していないんですぅ。
えへへ。
だって、そんなこと、あるわけ無い、って思って――。
14:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:45:37.73 ID:wlnW7ggg0
――事務所の壁の?
あ、そうです、あの壁に掛かっている絵のことですぅ。
えへへ、ご存知だったんですね。
15:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:49:43.42 ID:wlnW7ggg0
私なんかが、偉そうに言える立場じゃ、ないんですけど――。
春香ちゃんは、いつだって765プロが――皆のことが、大好きでした。
16:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:52:34.00 ID:wlnW7ggg0
繰り返しになるんですけど――。
私は、プロデューサーが言うように、いるだけで皆を安心させることは、できません。
でも、もしプロデューサーが私に、そういう人になってほしいと望んでいたのなら――。
17:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:55:11.97 ID:wlnW7ggg0
【2】
おっはようございまぁーすっ!!
へへっ、目が覚めましたか?
18:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 14:57:45.70 ID:wlnW7ggg0
何を話したら良いんだろうなぁ、ってずーっと考えてたんですけど――。
やっぱり、デートした時のことですね!
あっ、ちなみにコレって、普通に雑誌とかに載ったりします?
19:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:00:38.72 ID:wlnW7ggg0
あはは、いや、正直に言うと――あまり、王子様って感じはしなかったですね。
あの時は新人だし、しょうがないと思いますけど、ちょっと頼りない所もあったりして。
でも、いつもボク達のために一生懸命で――。
最初の頃は、空回りっていうか、変に頑張ってた時もあったんですけどね。
20:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:03:15.60 ID:wlnW7ggg0
あっ、そうだもう一つ。
ボクとしては、カッコ悪い話になるんですけど――。
一度、響と大ゲンカしたことがあったんです。
21:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:07:19.49 ID:wlnW7ggg0
そのマフラー、プロデューサーへのプレゼント用にこっそり編んでたものだったんです。
ちょっと休憩して、ふとそれを持ちながら給湯室に行こうとしてたみたいで――。
そこを、ボクが後ろから突き飛ばして、事務所の備品に引っかかって――。
響にケガは無かったんですけど、マフラーは台無しになってしまいました。
22:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:10:30.71 ID:wlnW7ggg0
響とは、目を合わせられない日が続いて――。
結局、上手くいかなくて、何度も作り直しては、また失敗の連続で――。
そうしているうちに――すごく、自分が情けなくなったんです。
23:名無しNIPPER[saga]
2015/10/24(土) 15:13:47.67 ID:wlnW7ggg0
響のために編んでるんです、ってぶっきらぼうに答えました。
だって、本当だもん――プロデューサーのために編んでたのは響ですし。
何で、とは聞かれませんでした。
急いで編まなきゃいけないんです、って言うと、そうかと言いました。
177Res/216.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。