過去ログ - 魔姫「捕まえてごらんなさい、色男」
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76: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:02:47.28 ID:U0JZS91/0
ハンター「あの猫坊主なら無事だろう」
魔姫「!」
脈絡もなくハンターはそう言った。
77: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:03:36.92 ID:U0JZS91/0
>城下町
勇者「何だー…?」
78: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:04:09.36 ID:U0JZS91/0
勇者は城に駆け込んだ。
別に、王子に文句を言うつもりはない。魔姫は勇者の想い人ではあるが、勇者にとっては王子の方が付き合いの長い親友だ。
だからこの機会に、どういうつもりで魔姫を追っているのかを聞いてみようと思った。
勇者(あ、王子だ)
79: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:04:38.71 ID:U0JZS91/0
>翌日
魔姫「…さーてと」
80: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:05:23.06 ID:U0JZS91/0
ドガアアァァン
王城の朝は、不穏な爆発音で始まった。
当直の兵士たちがざわつき始め、城内は騒がしくなる。
81: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:05:58.57 ID:U0JZS91/0
王子が兵を呼び、何か耳打ちする。
少しして兵士は、小さなゲージを持って戻ってきた。
魔姫「猫!!」
82: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/02(月) 19:06:47.00 ID:U0JZS91/0
今日はここまで。
明日の更新で完結予定。
83:名無しNIPPER[sage]
2015/11/02(月) 21:09:46.83 ID:SdhKhVT8O
ブローチで剣を止めるとかカッコよすぎ
84: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/03(火) 18:36:04.44 ID:bh9UjSJo0
魔姫「まぁ丁度いいわ。あんたは許さないと、さっき決めたばっかりなのよね」
王子「へぇ? だったらどうするの?」
魔姫「こうするのよーっ!!」
85: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/03(火) 18:36:38.14 ID:bh9UjSJo0
しかし…
王子「あぁ〜、容赦ないなぁ。殺す気?」
魔姫「はあぁ!?」
86: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/03(火) 18:37:10.61 ID:bh9UjSJo0
王子が横に転げていった。
魔姫の目の前にはハンター。たった今、彼が、王子に飛び蹴りをお見舞いしたのだ。
ハンター「おい、怪我はないか」
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