過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】
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942: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:20:41.60 ID:NEuP7VO+o

京太郎「子どもを産めば、自動的に親になる訳じゃないんです」

京太郎「子どもと向き合って、親になろうとして…それでようやく『家族』になれるのだと俺は思っています」

以下略



943: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:21:11.90 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…でも、巴さんの両親は、貴女と向き合っているようには思えません」

京太郎「俺には六分家とやらのことは良く分かりませんが…それでも実の娘に会えないほど忙しい訳ではないでしょう」

以下略



944: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:22:00.28 ID:NEuP7VO+o

巴「(…それに私はもう高校を卒業していて)」

巴が高校生と六女仙を兼任している時期ならばまだ言い訳も出来ただろう。
だが、日中の大半を捧げなければいけない高校を、彼女は既に卒業しているのだ。
以下略



945: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:23:24.34 ID:NEuP7VO+o

京太郎「…いい加減、幻を信じるのは止めにしましょう」

京太郎「巴さんが今、必死に護ろうとしているものは、最初からなかったんです」

以下略



946: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:24:26.80 ID:NEuP7VO+o

京太郎「怖いのも抵抗感があるのも分かります」

京太郎「でも、俺たちは決してそんな巴さんを放っておきません」

以下略



947: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:24:53.01 ID:NEuP7VO+o

巴「(…本気、なんだ)」

巴「(京太郎君…本気で私の…『家族』になろうとしてくれている…)」

以下略



948: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:25:27.72 ID:NEuP7VO+o

巴「(私、どうして、こんな事…)」

巴「私達だって何時までもこうして一緒に暮らしている訳じゃないわ」

以下略



949: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:25:55.55 ID:NEuP7VO+o

京太郎「だからこそ、俺は自分の持ちうる全てで、貴女の事を支えます」

京太郎「俺に出来る事なんて微力でしか無い事は分かってます」

以下略



950: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:26:33.84 ID:NEuP7VO+o

巴「…じゃあ、応援…してくれる?」

京太郎「え?」

以下略



951: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:27:00.70 ID:NEuP7VO+o

巴「(…そう…なのね)」

巴「(私…ずっとこれを望んでたんだ…)」

以下略



952: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/12/31(木) 09:27:32.69 ID:NEuP7VO+o

―― それは期待と呼べるほど大きなものではない。

少なくとも、彼女はそんな自分が胸中にいた事を知らなかった。
両親に対して見切りをつけられないのも、家族の情が残っている所為だとそう思っていたのである。
以下略



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