過去ログ - 姫「ボクの名は姫! 誇り高き勇者の血を受け継ぐ者!」
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47: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:48:18.71 ID:rXUt6fQL0
>魔王城


魔王子「…」

以下略



48: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:49:15.25 ID:rXUt6fQL0
その日も魔王子にとって、愉快ではない日になるはずだった。

しかし――

魔物A「魔王様、音楽の国の使者が来ました」
以下略



49: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:50:24.94 ID:rXUt6fQL0
使者A「お会いできて光栄です魔王様」

使者B「我々は音楽の国から参りました」

音楽の国の使者達は、魔王の前に通されるなり、へりくだった愛想笑いを見せた。
以下略



50: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:51:21.16 ID:rXUt6fQL0
舞姫「お初にお目にかかります、魔王様――音楽の国の、舞姫と申します」

魔王子(姫じゃ…ない…)

声を聞いた瞬間、魔王子はハッと現実に戻った。
以下略



51: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:52:09.89 ID:rXUt6fQL0
音楽の波に乗るように、舞姫は舞う。
奏でられる音に溶け込むようでありながら、存在感ははっきりあった。

小刻みなステップが軽い音を鳴らす。
細やかな動きは見た目以上に激しいはずなのに、舞姫の美しい顔には艶のある笑み。
以下略



52: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:54:31.23 ID:rXUt6fQL0
話は一旦、半年前に遡る――


祖国から亡命してきた姫を、音楽の国の者は手厚く出迎えた。

以下略



53: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:55:37.07 ID:rXUt6fQL0
やがて音楽は鳴り止み、舞姫も動きを止めた。
踊りが終わると同時、魔王に向かって頭を深々と下げる。

頭の 方から、ゆっくりパチパチと音が鳴った。

以下略



54: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/24(火) 18:58:11.23 ID:rXUt6fQL0
今日はここまで。
素材はいいけど洒落っ気ゼロの姫が、女を磨いたのが舞姫。


55:名無しNIPPER[sage]
2015/11/24(火) 19:05:37.83 ID:qwRTTXcAO
乙!


56:名無しNIPPER[sage]
2015/11/24(火) 19:30:30.98 ID:1NMQ+1hoo
半年って意外と早いな


57: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/11/25(水) 19:23:17.30 ID:GQVg3txd0
>舞姫の部屋


舞姫「まずは成功、だね」

以下略



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