過去ログ - 京子「ゆるくいこうぜ〜」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:24:58.60 ID:WXq6uTmz0
京子「あ〜疲れた〜」グデー

結衣「疲れたってお前、ずっと座ってただけだろうが」

京子「なんだと! 立ったりもしたぞ!」

結衣「はいはい……それにしてももう卒業シーズンなんだよな」

京子「おやおや結衣さんや。卒業式の直後に何を言っているんだい?」

結衣「いや、式が終わってから泣いている人とか見てるとやっぱり実感しちゃってさ」

京子「なるほどね〜。校門の前とか確かに結構居たもんね。もう帰っちゃったけど」

結衣「あかりやちなつちゃんも先にパーティーの準備が……って帰っちゃったしな。てかなんで私達だけ学校に残ってるんだって話だよ」

京子「さあ? 居心地が良いからとか?」

結衣「お前が残るって言ったからだろうが……てかなんで疑問系なんだよ」

京子「そりゃあ私がその場のノリに身を任せて生きてるからだよ」

結衣「自覚があるなら止めてくれ……にしても何するんだよ」

京子「そうだなぁ……ここに居ても何も無いし、どうせ今日で最後だし校内でもブラブラしますか!」

結衣「仕方ない……付き合ってやるよ」

京子「よしきた! じゃあ校内探検ツアーにレッツゴー!」

結衣「はいはい」

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:27:39.00 ID:WXq6uTmz0
京子「じゃじゃ〜ん! ここが私達の教室で〜す!」デデーン

結衣「いや、知ってるし。誰に対しての説明だよ」ビシッ

結衣「というか、もう私達の教室ではないがな」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:31:38.18 ID:WXq6uTmz0
〜生徒会室〜

京子「杉浦綾乃〜!!」バタンッ

結衣「いや、居ないだろ」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:38:09.35 ID:WXq6uTmz0
千歳「でもウチも今そんな感じでテンション上がっとるんよ。それに……」

千歳「歳納さんと綾乃ちゃんのくんずほぐれつキャッキャウフフが見れると考えると……」メガネカチャッ

少女妄想中……
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:40:41.10 ID:WXq6uTmz0
結衣「ふぅ……終わった終わった」

千歳「お疲れさん、助かったわ〜」

結衣「これは手伝っておいて正解だったね。作業の種類が何個かあったから一人だと手間かかりそうだったし」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/11/24(火) 02:44:00.14 ID:9IVEqG0/o
しえん


7:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:47:07.37 ID:WXq6uTmz0
千歳「さてと、整理するんも終わったし、ウチも赤座さん家に向かうかな」

京子「おっけ〜。それじゃあ私達はまだ学校に居るからまた後で」

千歳「あれ? まだパーティーの方には行かへんの?」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:52:05.80 ID:WXq6uTmz0
京子「ん〜……あかり達の教室も行ったし、体育館も行った。んで理科室は修繕中、と」ユビオリ

結衣「生徒で残ってたのは私達を除けば千歳だけだったな」

京子「式が終わってすぐはちらほら居たけどねぇ。もう時間も経ってるし、皆流石に帰るよ」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 02:59:33.84 ID:WXq6uTmz0
京子「昇降口まで着いたぞ!」

結衣「何故それをわざわざ口に出す」

京子「だって分かりやすいっしょ?」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:05:52.17 ID:WXq6uTmz0
京子「だよな。最初は目と耳を疑ったよ」

結衣「あの場面だから聞こえないといけないんだろうけどね。でもあれってどうやったんだろう?」

京子「さあ? 西垣先生辺りがそういう装置を作ったとかが妥当じゃない?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:15:47.42 ID:WXq6uTmz0
結衣「そうだな……あっ、それでまた言いたかった事を思い出した」

京子「ん?」

結衣「京子はこの世界がループしてる事に気付いたのはいつ頃だった?」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:17:38.18 ID:WXq6uTmz0
京子「でもそれでもその話題が表に出てこなかったのは、もしかしたら私だけが……って考えて、皆に話すと変に見られるかもって萎縮してたからかな?」

結衣「そういう事だと思う。だから私は良かったよ。こうやってしっかりと話せる相手が居て」

京子「へっへっへ〜。なんか普通に照れますな〜」テレテレ
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:20:08.57 ID:WXq6uTmz0
結衣「育てるなって……京子」

京子「何だね? 急に改まっちゃった言い方をして」

結衣「京子は嫌にならない……いや、怖くならないか? ずっと一年を繰り返す事に関して」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:22:59.85 ID:WXq6uTmz0
ピンポーン

あかり『は〜い』

京子「京子りんと結衣たそが到着で〜す」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:33:40.74 ID:WXq6uTmz0
あかり「何で堂々として言うのかな! と、とにかくもう準備は終わってるよ」

結衣「ごめんねあかり。片付けはちゃんと手伝うから」

あかり「うん、ありがとう結衣ちゃん!」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:35:29.89 ID:WXq6uTmz0
ここから地の文が増えます
少しお待ちを


17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:43:25.95 ID:WXq6uTmz0
日付が変わったその時からループの1番最初へと戻るのだろう。ならば折角だし現象を見届けたいと考えて、私は現在部屋の電気を点けて来たるべき瞬間を待っている。

ちなみに、パーティーの方は当然ながら大盛況であった。京子はいつも通り平常運転であったし、他の面々も終始明るい顔をしながらゲームをしたり用意されていた料理を美味しそうに食べていた。

もちろんループについても話し合った。皆少なからず不安はあったようだけど、京子と同じような心持ちで前向きに捉えていたようだ。
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:44:51.80 ID:WXq6uTmz0
結衣「結局、全然読めなかったな」

机の上に今しがた置いたのは、最近流行りの推理モノの小説。

どうせなら読破しておきたいと思って読み始めたのだが、集中することがあまり出来ず、まだ4分の1を残しての断念であった。これは次のループの時に読めたら読んでおこう。その時は今の記憶なんて無いに決まっているけれど。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 03:46:30.47 ID:WXq6uTmz0
結衣「っ! 頭がぁっ!」

瞬間、辺りが闇に包まれたかのように一気に暗くなり、ズガン、と頭を殴られたような衝撃が響く。しかも何度もだ。

ツー、と鼻を液体が伝う。おそらくは鼻血であろうが、そんな事を冷静に分析していられない程、衝撃は続く。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 04:19:59.80 ID:WXq6uTmz0
結衣「何なんだこれは!」

声に出して叫ぶ。しかしその声も映像と共にやってくる喧騒で掻き消されてしまう。いや、もしかしたら叫んでいるつもりで声は全く出ていないのかもしれない。

その流れも、頭痛が治まるころには消え始めて、再び暗闇の時間が訪れる。
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/11/24(火) 04:26:54.89 ID:WXq6uTmz0
……正直なところ、後半の二つはぶっちゃけ自分がやったとは思えない。だがそれらの記憶に対する私なりの解釈は既に用意してあるのだ。

パラレルワールド。私の居る世界と同じようでちょっとだけ違う世界。

そこでの出来事がもしかしたら記憶の波に紛れて入ってきたのかもしれない。
以下略



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