過去ログ - 【R-18】本気の一色いろはは小悪魔どころじゃない
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 22:17:55.09 ID:2jOclWgVo
一色はそう言うと立ち上がり、俺に背を向け黙ってじっとしている。
「……俺にどうしろってんだ」
「だからー、キモくて怖くて抵抗できなかったんです。そこで先輩ですよ。先輩で練習したらきっと抵抗できるようになるんじゃないかなーと」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 22:18:40.10 ID:2jOclWgVo
俺さっきからお願いされすぎだろ。そんでお前は無茶なことお願いしすぎだろ。あれ、ていうかなんでやる流れになってんだ。俺やるって言ったっけ。
「さっきは、えーと。すっとわたしの後ろに立ってー」
渋々立ち上がり、一色の後ろに立つ。いや近いよこれ。背の低い彼女の頭が俺の顔のすぐ傍にある。
以下略
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 22:33:30.17 ID:2jOclWgVo
「へ、変な声出すな。それで、これから?」
「えと、なんとなくですけど、頭の匂い嗅がれてたような。それで、こう、太ももの後ろ辺りをさわさわと……」
痴漢の野郎、なんてことをしやがんだ。
以下略
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 22:34:11.27 ID:2jOclWgVo
痴漢の肩を持つわけじゃないが、こんな匂いを近くで嗅がされたらそんな衝動が沸き起こることは理解できてしまう。
まぁそこで実際に手を出すか否かが人と理性のない猿との境界線なのだが。ちなみに俺は今どっちなんだろうか。
「んっ……」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 22:34:47.02 ID:2jOclWgVo
明らかに異常な脈の早さを感じつつ、手を一色の下半身、太ももの付け根から尻のあたりに近づける。
「やっ…………あっ」
震える手を近づけてはいるがまだ触れてはいない。しかしそこに手が迫っていることを肌で感じ取った一色が喘ぎ、足を擦り合わせるように身じろぎした。
以下略
22
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/21(木) 22:39:10.53 ID:4S39e4a/0
大変素晴らしいと思います
23
:
名無しNIPPER
2016/01/21(木) 22:54:16.85 ID:THFqmKfm0
痴漢野郎は一体何木座なんだ…
24
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/21(木) 23:05:35.65 ID:Q+YtgGWw0
痴漢「くっ……さあ、言われた通りやったぞ。はやく子供たちを解放するんだ!」モミモミ
ほら、しないといけない状況!
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 23:07:33.89 ID:2jOclWgVo
ヤバい。これは何かがヤバい。俺の脳が危険信号を送っているのはわかっているが、どうにも判断力が鈍りつつある。
「き、キモくってどうやればいいんだ」
「そうですねー、もっと大胆に、とか……ですか?」
以下略
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 23:08:37.38 ID:2jOclWgVo
「あ……」
だから変な声出すな。ていうか抵抗しろ。
そうか。こいつこんな反応しちゃうから痴漢なんぞに付け入られるんだな。
以下略
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/01/21(木) 23:12:05.35 ID:2jOclWgVo
髪の間から覗く白いうなじに顔を押し当てると、脳が痺れるような甘さを感じ取った。ただの錯覚なのかもしれないが、これはきっと麻薬だ。男を惑わす女のフェロモン的なやつだ。
その芳しい匂いを嗅ぎながら手を動かし、スカートの上から太ももを撫でる。
「はーっ……はーっ……」
以下略
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