135:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 10:59:02.58 ID:3HRQpZhh0
蘭「でもこうして一緒に歩くのも久しぶりかもね。最近忙しかったし」
園子「そうねー。蘭は結婚までもう少しだもんね。どう?準備は?」
蘭「うん。順調。園子こそ、京極さんとの結婚生活はどうなの?」
136:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:09:35.57 ID:3HRQpZhh0
園子「?!」
蘭「……」
園子「な、何言ってんのよ蘭!そんなハズ無いじゃない!あ、海外から私だけ早く帰ってきたから疑ってんの?」
137:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:17:21.09 ID:3HRQpZhh0
10数分後。
キッド「着きました。ここです」
蘭「やっぱり、新一の家……」
138:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:30:59.52 ID:3HRQpZhh0
工藤邸内部。
蘭「お邪魔します……。真っ暗だなぁ」
蘭(多分、あの部屋にいるはず……)
139:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 11:52:27.30 ID:3HRQpZhh0
蘭「何故今更私の心をかき乱すの?ねえどうして?答えなさいよ新一!今更何?よりを戻したいとでも?何がしたいの?どうなのよおぉぉぉ!!」
既に蘭の目からは滝の様に涙が溢れている。
泣きじゃくる子供の様な彼女の顔は、皮肉にも新一に幼い頃の蘭の笑顔を思い出させた。
140:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:07:44.80 ID:3HRQpZhh0
新一「だから……。あの時言えなかった事を、そして今の気持ちをオメーにぶつける。聞いてくれるか……?」
蘭「……うん」
新一「……あの頃。確かに俺はオメーが好きだった。だが、軽蔑してくれて構わないが。本当に心から好きになっちまった人が出来た」
141:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:19:21.48 ID:3HRQpZhh0
蘭「あーあ。何を言うのかと思えば。あまりに女々しい事言ったり、より戻したいとか言い出したら全力で殴ろうと思ってたけど」
蘭 「ここまで清々しい位にノロケられたら、何にも言えないや」
新一「ノロケって、俺はそんなつもりじゃ」
142:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:26:20.15 ID:3HRQpZhh0
新一「何だ?」
蘭「最後に、抱きしめて欲しいの」
新一「……」
143:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:36:40.38 ID:3HRQpZhh0
暫し後。阿笠宅玄関前。
哀「……」
新一「よう、哀」
144:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/09(火) 12:37:34.76 ID:3HRQpZhh0
中断します
今日中に再開できれば……。
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