過去ログ - ちなつ「切れた電球を今」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:00:25.45 ID:NYPOpsNEo
京子「あ、結衣、遅かったじゃーん。あかりも一緒なんだ」

結衣「ああ、途中でばったり会ってさ。職員室に用事があるって言うから少し待って一緒に来たんだ」

 京子先輩もついて来ていたようで、私の後ろから二人に声を掛けたが、そんなこともお構いなしに
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:01:01.19 ID:NYPOpsNEo
 * 

ちなつ「と、言うわけで。協力してね、あかりちゃん」

あかり「うん、あかり、頑張ってアイデアだすよぉ」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:01:29.26 ID:NYPOpsNEo
 結衣先輩と私が結ばれる話ならいくらでも思いつくけど、折角なら一番ロマンチックなシチュエーションを演出したい。
 それにあくまで文化祭の出し物という形で話を持ってきて貰ったんだから、私と結衣先輩だけじゃなくて、
 きちんとごらく部と生徒会の劇という形で台本を書かなきゃならない。

 相談したいことは山ほどあるし、私は一度何かに夢中になると他のものが見えなくなってしまうところがあるので、
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:01:55.32 ID:NYPOpsNEo
ちなつ「はい、あかりちゃん。一応これをベースにして作ってみようかなって思うんだけど……」

あかり「あ、う、うん……け、結構な枚数だね……」
 
 紙芝居を持ってあかりちゃんの方へ戻る。
以下略



11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:02:36.47 ID:NYPOpsNEo
ちなつ「どうしたの? あかりちゃん」

 あかりちゃんがいつになく必死な様子なので、私は紙芝居を一旦机に伏せて、あかりちゃんを見る。

あかり「う、うん。紙芝居を見せて貰う前にどんな話か聞いておきたいかなぁって……」
以下略



12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:03:16.14 ID:NYPOpsNEo
 確かに結衣先輩の王子様描写を増やすことに気を取られ過ぎていて、配役を増やすことまで気が回ってなかった。
 ちゃんと劇の形にしなきゃいけないとは考えていたのに、書いてる間はそんなこと全然気づかなかった。
 早速あかりちゃんに助けて貰っちゃったな、と思いながら私はうなだれる。

ちなつ「そっかー。ごめんねあかりちゃん。さっそく助けられちゃった」
以下略



13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:03:44.39 ID:NYPOpsNEo
ちなつ「実際のお話?」

あかり「うん。おとぎ話とかで、実際に王子様とお姫様が出てるお話をモデルにするの。
    これなら登場人物が多いお話もあるんじゃないかなぁ」

以下略



14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:04:23.54 ID:NYPOpsNEo


 幕間

「シンデレラのはなし」
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:04:56.90 ID:NYPOpsNEo
「するとその時、シンデレラのもとに一人の魔法使いが現れました」

「魔法使いは、シンデレラが舞踏会に行きたがっていることを知ると、シンデレラにかぼちゃを一つ持ってくるように言いつけました」

「そうすれば、シンデレラを舞踏会に行かせてあげるというのです」
以下略



16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/01/30(土) 01:05:22.47 ID:NYPOpsNEo
「シンデレラはうちへ帰ると、魔法使いへたくさんお礼を言いました。
 お城での出来事はシンデレラにとって最高のひとときでした」

「やがてシンデレラの二人の姉も舞踏会から帰ってきました」

以下略



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