過去ログ - ロック「お前その髪型なんだよォーー!」レヴィ「?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:19:45.00 ID:Ck1A9DE4O
ロック「ギャハハその前髪、20世紀末かよ? じゃなきゃポストバブル? 時代錯誤も大概にしろよダッセェーーーー! 葛城三佐とでも呼んでほしいの? え?」
レヴィ「かつら……ぎ?」
ロック「それによ、お前本当は 処 女 だろぉーーが!」
レヴィ「……」
ロック「いくら強がったって俺には分かるんだぞお前は処女だ、いつものクサイ台詞のわざとらしさも、荒唐無稽の戦闘能力も、NYPDホニャララとかの作り話も、ぜえぇーーんぶ自分が処女なのを隠すためのツール
なんだ俺には分かってる、で、心のどこかでいつか超美形の、100%あたし好みの王子様が現れるだなんて、誰にも知られちゃいけない願望を抱いてるんだろ? 気付いた奴は殺す? いいよ殺してみろよ、そ
んで、狂犬みたいな自分が、いつか必ず現れる優しい王子様ギャハハ自分で言ってても恥ずかしくなるけどよ、その 王 子 様プゲラ(死語) にお姫様抱っこされてるとこ想像して、一人で顔を赤くし
てるんだよなぁぁぁぁーーーーーー?」
レヴィ「……」
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:22:08.67 ID:Ck1A9DE4O
ロック「俺は血を見るのが嫌い、暴力はんたーいのオカマ野郎だけどよ、女を愛してやることはできるぜ! だから俺の胸に飛び込んで来いよ! 怖いのか? 怖いんだろ! 男の胸ん中に飛び込むことが! お前さぁ、いい加減、男の腕に抱き締められてみろよ! 素直になれよ! 男の胸板の厚さってものをよ、一度味わってみろよ!」
レヴィ「……」
以下略
3
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:26:10.41 ID:Ck1A9DE4O
俺はこうして、旭日重工とラグーン商会の両方をクビになった。
サラリーマンでも海賊でもなくなった俺、無職男の岡島緑郎が降り立った成田空港の日差しはロアナプラのそれと違い、肌の内側に沁み込んでくるようで気持ちが悪い。もう7月も半ばだってのに、寒気さえ覚える。
以下略
4
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/07(日) 12:30:55.46 ID:st1vHL3po
なんだこの哀れなロック
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:32:15.46 ID:Ck1A9DE4O
<母親の話>
お前、今までどこにいたの? 会社に聞いても、ある日突然行方知れずになったっていうだけで、警察に捜索願まで出したんだよ!
以下略
6
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/07(日) 12:41:06.03 ID:GRDb6LlSO
なんだこれ…
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:42:46.22 ID:Ck1A9DE4O
「すっかり日に焼けたな」
「南国で船に乗ってばかりいたから」
以下略
8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 12:50:55.38 ID:Ck1A9DE4O
「お前な……海賊だか何だか知らんが、後ろ暗いことをしてたんなら自首しろ」
「俺が捕まるくらいなら部長も経営陣も全員手が後ろに回るよ」
以下略
9
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/07(日) 20:23:59.53 ID:rmM+HPdwo
時系列どうなってんのこれ
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 23:38:38.33 ID:Ck1A9DE4O
10日ほど経ってから、すっかり重くなった腰を無理やり上げて仕事探しを始めた。
送りまくった履歴書は片っ端から「お祈り」された。
以下略
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/07(日) 23:50:55.21 ID:Ck1A9DE4O
終いには馬鹿馬鹿しくなって、意味のない就活はやめた。
どこかで旭日重工が手を回している可能性もある。いや、そう考えること自体、あの会社に対する未練なんだろう。
以下略
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 00:04:26.73 ID:dWRZK1EvO
大事そうに両手で何かを抱き締めていた。それはプラスチックのケースに入ったゲームソフトで、タイトルは「BLACK LAGOON」。
ずきずきする頭で前夜の行状を思い返してみる。
以下略
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 00:12:35.26 ID:dWRZK1EvO
自室の押し入れから、長らく触ったこともないゲーム機を引っ張り出して「BLACK LAGOON」をセットした。
ゲームの中の俺は、会社に見放されるまでの経過をすっ飛ばし、いきなりレヴィたちとロアナプラの薄汚い街並みへ直行する。
以下略
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 00:29:17.57 ID:dWRZK1EvO
次のステージ。やはり俺の実体験通り、陳の仕掛けた罠でボートの群れに追い駆け回される場面に入った。
ムービー画面で始まる、レヴィ様のトゥーハンドの嵐。こうして眺めていても、よく敵の弾丸が当たらないとあきれ返る。
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 00:57:24.09 ID:dWRZK1EvO
以下略
16
:
レ ヴ ィ
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:00:24.77 ID:dWRZK1EvO
なぁお前。
まさか本気で、あたしらの仲間になったとか思ってんじゃねえだろうな?
以下略
17
:
ダ ッ チ
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:02:36.75 ID:dWRZK1EvO
もうここでお前さんのやることはないよ。気の毒だがお役御免だ。
お前さんの会社から結構な報酬で身柄を預かってただけだ。随分と手のかかるお客さんだったがな。
以下略
18
:
ベ ニ ー
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:05:01.75 ID:dWRZK1EvO
……ってわけだよ。
僕らと仕事をするには、ちょっとスキルが足りなかったんじゃないかな。
以下略
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:18:10.41 ID:dWRZK1EvO
コントローラーを手に凍り付いている俺の目に、メニュー画面が映っている。ゲームは前回セーブしたところで止まっていた。
俺は戸棚からウイスキーの瓶を引っ張り出し、そのままラッパ飲みした。
以下略
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:28:30.77 ID:dWRZK1EvO
俺はスーツに着替え、ネクタイを締めると家を飛び出した。
手には何も持たなかった。狂ったように駅に向かって疾走する俺の頭の中で受付の言葉が鳴り響く。
以下略
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2016/02/08(月) 01:34:27.14 ID:dWRZK1EvO
電車に揺られて旭日重工本社に着いた時には、もう日が傾いていた。
玄関から入ろうとすると警備員に呼び止められた。社員証を首からぶら下げていない奴はここで弾かれる。
以下略
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