過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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897
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伊吹
◆PUtVFMzDHY
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2016/06/17(金) 02:12:27.59 ID:e6qff4nkO
その様子を、自分にも言い聞かせるように――伊58は呂500をたしなめる。
起き上がることも、もう儘ならない。
呂500「でっち、静かにして。それでも、助かるかもですって」
以下略
898
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:13:32.65 ID:e6qff4nkO
吹雪「――よし、当たりだ! ツイてる……後でお礼を言っておかないと」
呂500「な、何を盛り上がってるですって?」
独り言を繰り返す吹雪に不安げに問い掛ける呂500。
以下略
899
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:14:22.06 ID:e6qff4nkO
伊58「……ゴーヤはともかく、イムヤはどうするでち。あの様子じゃ液体を飲むなんて無理でちよ」
吹雪「なら、無理にでも飲んで頂くまでです」
吹雪は伊168に寄り添うように顔を近付け、水筒の中身を口に含んだ。
以下略
900
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:15:18.12 ID:e6qff4nkO
吹雪「……良さそうですね。ではもう半分を、ゴーヤさん」
伊58「断るでち」
吹雪「なっ」
以下略
901
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:15:56.67 ID:e6qff4nkO
そもそも、吹雪は今まで被弾が少なかった。
駆逐艦として成果を挙げるなら、その装甲の薄さも相俟って一撃の被害も許されないのだから、当然と言えば当然なのだが。
呂500「そ、それはおかしいですって……ろーちゃんもそうですけど、私たちはまず艤装が痛みを肩代わりしてくれる筈ですって」
以下略
902
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:17:10.07 ID:e6qff4nkO
それより、と吹雪。
吹雪「ゴーヤさんには、これを飲んでいただかないと」
伊58「それはお前が飲めって言ってるでち。くどいでち」
以下略
903
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:17:56.63 ID:e6qff4nkO
呂500「そ、その……でっちと吹雪が、その、kuss――あー、ちゅーするのは、ちょっと」
呂500「……何だか、モヤモヤしますって」
指をグルグルと動かしながら、恥ずかしげにしている彼女を見て、吹雪はおかしくて笑ってしまった。
以下略
904
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:18:49.65 ID:e6qff4nkO
――――深夜
伊58「…………確かに楽になってきたでち」
砂浜に横になったまま、彼女は呟いた。
以下略
905
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:19:23.76 ID:e6qff4nkO
艤装を唸らせ、呂500は休憩終了とばかりに立ち上がる。
伊58「頼むでち……電報は既に打ってるから、後はこの海域に誘導してくれればいいでち」
呂500「了解……でも、でっち達が敵に見つかったら?」
以下略
906
:
伊吹
◆PUtVFMzDHY
[saga]
2016/06/17(金) 02:20:29.16 ID:e6qff4nkO
吹雪「…………」
吹雪の手元から金属音。
伊58「……おい、何してるでち」
以下略
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