過去ログ - P「僕の千早は胸がある」
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6: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 20:22:24.92 ID:xBharFQc0
===

「なんだか、人生の半分を損していたような気がします」

 いつもの長髪を二つに結わえて、着物姿の彼女が笑う。
以下略



7: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 20:23:09.69 ID:xBharFQc0
 
「……怒ってますか?」

「なにが」

以下略



8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 20:24:22.05 ID:xBharFQc0

 そうして僕は思い出す。
 
 あの日、いつものように事務所にやって来た彼女の胸には、隠しきれない存在感を放つ乳房がついていた。
 
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 20:52:13.73 ID:vvzx/uHkO
んなどこぞの人魚姫みたいな...


10:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 20:54:05.66 ID:+Noe9wHZo
それでいいのか千早…


11:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 20:59:03.55 ID:rr4xY2CDO
千早!早く返却してくるんだ!優くんが泣いてるぞ!


12:名無しNIPPER[sage]
2016/03/28(月) 20:59:56.75 ID:1JtOOHNio
優「こんなおっぱいなんて、おっぱいなんてちゅーちゅーすすって味を確かめてやるわぁー!」


13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 21:21:15.25 ID:xBharFQc0
===

 「歌」という物は、それまでの千早にとっての全てであった。
 
 歌うために生きており、歌のために生かされている。
以下略



14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 21:22:08.85 ID:xBharFQc0

 どん、と。川面を震わせて花火が鳴った。
 四散した火の粉が、夜空にぽんと死んでいく。
 
「うわぁ……綺麗……」
以下略



15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 21:22:45.03 ID:xBharFQc0
 
「千早」

「なぁにー?」

以下略



16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/28(月) 21:25:03.50 ID:xBharFQc0

 どうかしていたのは、どうやら僕の方だったらしい。
 
 苦笑する僕の顔を、隣に立つ幼い少女が笑顔で見上げていた。


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