過去ログ - 屋上に昇って.
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112:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:38:59.72 ID:bdsiqCIlo

「なんか、いつもと違う」

「……私服だから、じゃないですか?」

以下略



113:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:39:30.09 ID:bdsiqCIlo

「……ごめんな。休みの初日から、こんなことで来ることなかったのにな」

「べつに、それはかまわないんです」

以下略



114:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:40:09.48 ID:bdsiqCIlo


 部屋に耳鳴りのような静寂が戻る。

 俺は少し後悔した。
以下略



115:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:40:54.08 ID:bdsiqCIlo

「だったら、ごめんとか、平気とかじゃなくて、ありがとうって、うれしいって言ってください」

「……」

以下略



116:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:41:20.23 ID:bdsiqCIlo

「あります。どうせ、遠慮とか、そういうのなんでしょうけど。
 迷惑がかかるとか、そんなこと考えてるんでしょうけど。
 迷惑くらい、かけてください。遠慮もしすぎると、他人を軽く扱ってるのと同じです」

以下略



117:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:41:46.91 ID:bdsiqCIlo

「るー、あのさ」

 怖さは、やっぱりあった。
 拒まれること、ではない。たぶん、彼女は受け止めてくれる。
以下略



118:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:42:26.01 ID:bdsiqCIlo

「……はい?」

 るーは、ちょっとあっけにとられたみたいな声をあげた。

以下略



119:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:42:52.73 ID:bdsiqCIlo

 るーは、しばらく黙りこんだ。
 どこか、呆けたみたいに。

「……えっと」
以下略



120:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:43:20.64 ID:bdsiqCIlo
つづく


121:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 00:49:36.35 ID:sAfEuRBdo
乙です


122:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 01:45:23.26 ID:I+c51hRKO



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