139:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:24:29.92 ID:XpbS07Gqo
「それはたぶん、先輩にもわかると思う」
「……」
140:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:25:19.72 ID:XpbS07Gqo
「うれしい、っていうのとは、違うかな。
でも、こさちに会いにきてくれたら、先輩の抱え込んだ荷物が、少しだけ軽くなるかもしれない」
だから、こさちは言うんです。
141:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:26:13.23 ID:XpbS07Gqo
「ありがとうございました、先輩。ずっと言いたかったんです。
こさち、先輩がいてくれたから、ここまで生きてきました」
俺には、その言葉の意味がまったくわからなくて。
142: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/04/23(土) 23:26:44.10 ID:XpbS07Gqo
つづく
143:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 00:24:08.01 ID:Cf0RZuY1o
乙
俺この辺りよくわからないんだよな…
考えようとするとぐちゃぐちゃする
144:名無しNIPPER[sage]
2016/04/24(日) 01:24:36.55 ID:xPqrSi8DO
相変わらず面白いな
終わるのがもったいない…
145:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:14:15.78 ID:+7NlXydio
◇
目をさましたとき、傍にるーはいなかった。帰ってしまったのだ。そういう記憶はあった。
146:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:14:53.61 ID:+7NlXydio
鷹島スクイが、まだ俺のからだを使って影のように歩き回っていたとき、彼女は平然とスクイのことを呼んだ。
前からずっと知っていたみたいに。
でも、スクイと会ったことのある人間なんて、いるわけがない。
147:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:15:53.62 ID:+7NlXydio
でも、一度だけ例外がある。
スクイと俺が同時に存在し、しかも第三者がそれを認識していた場面。
148:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 23:16:47.22 ID:+7NlXydio
◇
「……柚原さん、ですか?」
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