過去ログ - モバP「望月聖にプロポーズされた」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:32:50.06 ID:E3kjTPZio
 ◇

赤茶けた色の綺麗な瞳が視界一杯に広がる。

「…………あ、あの、その……」
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2016/04/06(水) 21:32:55.43 ID:MWAObrSQo
期待


4:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:33:49.16 ID:E3kjTPZio
頭の中ごと凍りついたような気分だった。
思考が回らない。

恐らくはアホみたいというか、アホそのものの顔をしているだろう俺をじぃっと見ながら、聖は真剣な顔つきを僅かに緩めて首を僅かに傾げた。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:35:29.29 ID:E3kjTPZio
「……?」

なぜか彼女、望月聖は不思議で堪らないというようにこちらを見ている。
しかし、不思議で堪らないのはこっちである。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:37:13.69 ID:E3kjTPZio
「……交換……しましょう?」

確かに惚れ込んではいる。
だが、だが、だ。
その声とエクスチェンジされそうになっている俺という存在とは一体なんなのだ。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:38:28.42 ID:E3kjTPZio
 ◇

住宅街を外れて少し人気の少ない路地を歩くとその先には小さな教会がある。
特に敬虔な信徒、という訳ではないのだが、日曜日の午後四時半くらい。決まって俺は協会の近く、とある場所へ赴く。

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:42:00.14 ID:E3kjTPZio
 ◇

人は慣れる生き物、みたいです。

伝える努力をしなければ、人には伝わりません。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 21:43:10.23 ID:E3kjTPZio
一旦ここまで。
多分、きっと、続く。
おやすみ。


10:名無しNIPPER[sage]
2016/04/06(水) 22:02:23.84 ID:3T39xA59O
声(CV)をあげるから全てを差し出せという鬼悪魔の囁きかと思った…


11:名無しNIPPER[sage]
2016/04/06(水) 22:42:33.60 ID:cM6UfO0qO
なにそのエグそうな人魚姫


12:名無しNIPPER[saga]
2016/04/07(木) 07:13:38.05 ID:oDGeh/x8o
熱い吐息が手の甲に吐きかけられる。
潤んだ瞳がこちらに向けられる。

「……大丈夫、です」

以下略



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