過去ログ - いろは「先輩のフェチズムが特殊過ぎる」
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:16:57.90 ID:IwE33Y4C0
「おじゃましまーす………」
 我慢仕切れず先輩の布団の中に入る。布団はもちろん一人用なので狭かった。
「じゃあ重なるしかないですよねー」
 私より一回り大きな先輩の体に抱きつく。うん。良い匂い、良い感触。
 先輩の寝顔が目の前にある。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:18:02.80 ID:IwE33Y4C0
………………………



 目を開けると、私の顎の下に、先輩の手が有った。
以下略



7:名無しNIPPER
2016/04/09(土) 00:18:56.99 ID:IwE33Y4C0
 起きたら顎の下に有った、先輩の手。
 あれは、なんだったのだろう。
「はいはい癒された癒された」
 あれは、なんだったのだろう。
「んじゃ、何か飲むか?茶とマッ缶ぐらいしかないが」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:19:52.11 ID:IwE33Y4C0
「………すまん。我慢できなかった」
「い、いえ、良いんです。別に不快だった訳ではないんです。むしろ、そこまで言って貰えて、恋人としては嬉しいです………みたいな」
 けれど、そんな優しい話ではないのだろう。
 先輩の手が伸びていた場所。
 それは胸でも、唇でも、頬でもなくて。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:21:39.91 ID:IwE33Y4C0
『………すまん。我慢できなかった』

 ついさっきの先輩の声が反響する。
 じゃあ、今までは我慢していたのだろうか。
 優しい言葉で私を愛してくれた時も、裏では私の首を見ていたのだろうか。
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/04/09(土) 00:21:53.10 ID:hM2Dlyw8o
そこまでワクワクしてらぶらぶする予定考えてたんだったらアポくらいとれよ


11:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:23:43.05 ID:IwE33Y4C0
「………いいのか」
「………はい」
「本当に、いいのか」
「はい………はい」
 先輩が、私の鎖骨を掴んだ。
以下略



12:名無しNIPPER
2016/04/09(土) 00:24:36.25 ID:IwE33Y4C0



 先輩は私の鎖骨を揉んだ。

以下略



13:>>10次からは連絡するそうなので許してやってください[saga]
2016/04/09(土) 00:26:25.73 ID:IwE33Y4C0
 先輩は私の鎖骨を揉んだ。



「………え?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:27:29.59 ID:IwE33Y4C0
 先輩が、慌ててその場から飛び退く。
 必然、鎖骨からも手を放す。
 しかしたったの一撃で収まる程、私の怒りは弱くない。
「うにゃーっ!うにゃーっ!」
「えっ、ちょっ、なんなんだよ!?」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:29:23.72 ID:IwE33Y4C0
「………………なら、いいけどよ」
 先輩が下に目を逸らす。
「………………あ」
 解った。私の鎖骨見てるんだこの人。
「………そんなに好きですか、鎖骨」
以下略



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