過去ログ - いろは「先輩のフェチズムが特殊過ぎる」
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8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:19:52.11 ID:IwE33Y4C0
「………すまん。我慢できなかった」
「い、いえ、良いんです。別に不快だった訳ではないんです。むしろ、そこまで言って貰えて、恋人としては嬉しいです………みたいな」
 けれど、そんな優しい話ではないのだろう。
 先輩の手が伸びていた場所。
 それは胸でも、唇でも、頬でもなくて。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:21:39.91 ID:IwE33Y4C0
『………すまん。我慢できなかった』

 ついさっきの先輩の声が反響する。
 じゃあ、今までは我慢していたのだろうか。
 優しい言葉で私を愛してくれた時も、裏では私の首を見ていたのだろうか。
以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2016/04/09(土) 00:21:53.10 ID:hM2Dlyw8o
そこまでワクワクしてらぶらぶする予定考えてたんだったらアポくらいとれよ


11:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:23:43.05 ID:IwE33Y4C0
「………いいのか」
「………はい」
「本当に、いいのか」
「はい………はい」
 先輩が、私の鎖骨を掴んだ。
以下略



12:名無しNIPPER
2016/04/09(土) 00:24:36.25 ID:IwE33Y4C0



 先輩は私の鎖骨を揉んだ。

以下略



13:>>10次からは連絡するそうなので許してやってください[saga]
2016/04/09(土) 00:26:25.73 ID:IwE33Y4C0
 先輩は私の鎖骨を揉んだ。



「………え?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:27:29.59 ID:IwE33Y4C0
 先輩が、慌ててその場から飛び退く。
 必然、鎖骨からも手を放す。
 しかしたったの一撃で収まる程、私の怒りは弱くない。
「うにゃーっ!うにゃーっ!」
「えっ、ちょっ、なんなんだよ!?」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:29:23.72 ID:IwE33Y4C0
「………………なら、いいけどよ」
 先輩が下に目を逸らす。
「………………あ」
 解った。私の鎖骨見てるんだこの人。
「………そんなに好きですか、鎖骨」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:30:13.90 ID:IwE33Y4C0
「………は?」
「先輩の好きにしていいですよ。私の鎖骨」
「………………」
 先輩は無言で私を抱きついた。
「わっ、なっ、なんですか。鎖骨じゃないんですか」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/04/09(土) 00:31:34.91 ID:IwE33Y4C0
 鎖骨はもちろん、後ろに回された腕で、背中も熱い。
 先輩の唇が肌と擦れて、気持ちいい。
 それに合わせて肌を這う柔らかい舌と固い歯が私の奥を刺激する。
 軽い気持ちで言ってしまったけれど。
「先輩………これ結構ヤバイです………」
以下略



18:名無しNIPPER
2016/04/09(土) 00:32:20.14 ID:IwE33Y4C0
「んん………んっ」
 人間の体とは、左右対照だ。
 先輩の口が私の鎖骨に有る時。
 当然、私の口は先輩の鎖骨に有る。
 ………なるほど、先輩の鎖骨フェチも理解できる。
以下略



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