過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 22:55:25.12 ID:g00Flti6o
最初はそこがお店なのかも分からないくらい小ぢんまりとしてたので、

危うく素通りしてしまうところでした。

入ってみると中は意外なほどに広々としていました。
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:03:03.67 ID:g00Flti6o
適当に眺めながら店の中をまわっていると、

迷路のような通路の先に小さな階段があるのが見えました。

どうやらお店は2階まであるようです。
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:11:40.17 ID:g00Flti6o
そこに居たのは蘭子ちゃんでした。

私の声にも気づかないくらい、一人、椅子に座って熱心に本を読んでいました。

彼女の周りには分厚い本が山のように積もっていて、
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:16:46.10 ID:g00Flti6o
私は、なんだか彼女のプライベートを盗み見てしまっているようで気まずくなり、

一言でも声をかけるべきかどうか迷っているうちに、

下から「美穂ちゃん?」と私を呼ぶ声が聞こえて、ふいと視線を逸らしました。
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:25:47.00 ID:g00Flti6o
それから私は何事もなかったように卯月ちゃんたちと一緒に買い物をしました。

私たちは、普段使えるもので、3人でおそろいになるような可愛い商品を探したのですが、

このお店はどちらかというと色合いの古めかしいシックな小物が多く、
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31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:28:44.90 ID:g00Flti6o
今日はここまで


32:名無しNIPPER[sage]
2016/04/14(木) 21:12:11.21 ID:nuafyy8vo
期待


33:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:32:41.41 ID:4IhdFTFpo
…………。

その日の夜のことです。

私の暮らしている寮では、炊事場やトイレ、お風呂などは共用なので、
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:39:14.58 ID:4IhdFTFpo
蘭子ちゃんとは、同郷のアイドルであり、同じ寮に住んでいるという縁で、

普段から話す機会は少なくありませんでしたが、

例えば2人っきりで面と向かっておしゃべりするような事はこれまで一度もなかったので、
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35:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:47:22.77 ID:4IhdFTFpo
蘭子ちゃんはそんな私の表情をどう読み取ったのか、小さな声で

「わ、我が同胞よ。その無垢な瞳の持ち主と見込んで、その……秘められし使命を汝に……」

そこまで言いかけて、思い直したように顔を上げると、
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2016/04/14(木) 21:50:53.71 ID:uKaoU6lSo
熊本コンビええぞ


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