過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:25:47.00 ID:g00Flti6o
それから私は何事もなかったように卯月ちゃんたちと一緒に買い物をしました。

私たちは、普段使えるもので、3人でおそろいになるような可愛い商品を探したのですが、

このお店はどちらかというと色合いの古めかしいシックな小物が多く、
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:28:44.90 ID:g00Flti6o
今日はここまで


32:名無しNIPPER[sage]
2016/04/14(木) 21:12:11.21 ID:nuafyy8vo
期待


33:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:32:41.41 ID:4IhdFTFpo
…………。

その日の夜のことです。

私の暮らしている寮では、炊事場やトイレ、お風呂などは共用なので、
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:39:14.58 ID:4IhdFTFpo
蘭子ちゃんとは、同郷のアイドルであり、同じ寮に住んでいるという縁で、

普段から話す機会は少なくありませんでしたが、

例えば2人っきりで面と向かっておしゃべりするような事はこれまで一度もなかったので、
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:47:22.77 ID:4IhdFTFpo
蘭子ちゃんはそんな私の表情をどう読み取ったのか、小さな声で

「わ、我が同胞よ。その無垢な瞳の持ち主と見込んで、その……秘められし使命を汝に……」

そこまで言いかけて、思い直したように顔を上げると、
以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2016/04/14(木) 21:50:53.71 ID:uKaoU6lSo
熊本コンビええぞ


37:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 21:56:11.06 ID:4IhdFTFpo
さて、私の部屋で落ち着いたところで、蘭子ちゃんの話を順番に聞いてみると、

あのお店は文香さんの古い知り合いが経営しているらしく、

その人はどういうわけか人付き合いが大変苦手で、
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 22:06:54.59 ID:4IhdFTFpo
「そんなにお客さん少ないの?」

「うん……私と文香さん以外に、来てる人を見たことないから」

私も、噂を聞かなければ行くことはなかったかもしれません。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 22:20:48.56 ID:4IhdFTFpo
そんな風に蘭子ちゃんの姿や態度しか見ていない私にとって、言葉は意味を持ちません。

私はただ、そうしている蘭子ちゃんの初心なあどけない仕草を、

どうしたら手懐けることができるだろうかと、そんな事ばかりを考えていました。
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/04/14(木) 22:28:42.68 ID:4IhdFTFpo
蘭子ちゃんに誘われて行くという、それ自体は私にとって

特に大事な意味はありませんでしたが、

それとは別に、気がかりな事がありました。
以下略



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