過去ログ - 卯月「嘘つきうーちゃんと炎の司令官」
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20: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:23:09.05 ID:fgCbAfO70

卯月「えええっ!? 一大事だっぴょん!」

睦月「すぐに司令官に知らせなきゃ! 卯月ちゃん、中継をお願い!」

以下略



21: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:24:26.59 ID:fgCbAfO70

うーちゃんの電文は、鎮守府の空気を一気に緊張させました。


司令官「第○○○輸送船団は小規模な船団で、護衛の戦力も少ない。すぐに救援に向かわなくては全滅してしまうぞ!」
以下略



22: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:29:04.94 ID:fgCbAfO70

うーちゃんはお酒を呑んだ隼鷹のようにご機嫌でした。先ほど、全速力で出撃していった第一・第二艦隊とすれ違ったからです。

いつも寝ぼけまなこの加古が、緊張で引き締まった顔をしているのを見た時は、思わず吹き出しそうになりました。

以下略



23: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:30:22.03 ID:fgCbAfO70

睦月「ふ、二人ともよけてーっ!!」

卯月「へっ? うびゃああっ!?」

以下略



24: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:31:59.80 ID:fgCbAfO70

卯月「ど、どうしてこんな所に深海棲艦がいるっぴょん!?」

睦月「そんなことより早く逃げないと!」

以下略



25: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:33:41.50 ID:fgCbAfO70

睦月「ふええ……死ぬかと思ったあ……」グスッ

卯月「うゆ〜……とにかく、しれーかんに知らせないとぉ……」

以下略



26: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:34:53.52 ID:fgCbAfO70

司令官『そうか……よく知らせてくれた。深海棲艦が輸送船団を襲ったのは、鎮守府攻撃のための陽動だったのかもしれないな』

司令官『君達はできる限り戦闘を避け、速やかに鎮守府へ帰還してくれ』

以下略



27: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:36:24.82 ID:fgCbAfO70

うーちゃんは、司令官に第一艦隊を呼び戻してもらうことを考えていました。

けれどそのためには、自分のイタズラでは済まない悪戯を告白しなければなりません。

以下略



28: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:37:47.58 ID:fgCbAfO70

卯月(……でも……)


このままでは、大好きな司令官も、睦月も如月も弥生も、みんな死んでしまうかもしれません。
以下略



29: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:39:47.20 ID:fgCbAfO70

うーちゃんは全てを話しました。

電文の内容を勝手に書き換えてしまったこと。

以下略



30: ◆Nua7OFNO/vuE[saga]
2016/04/14(木) 23:41:22.91 ID:fgCbAfO70

司令官『卯月。確かに君は大変なことをしてしまったのかもしれない』

司令官『けれどその後で、大切な人たちを救うため、罰せられることも恐れずに事実を告白してくれた』

以下略



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