32: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:11:53.86 ID:OoZNJ66VO
「……」
進一は静かに伸びをした。
33: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:12:24.24 ID:OoZNJ66VO
進一が学食にたどり着いた頃には既に1番人気のメニューであるスペシャルランチは売り切れていた。
しかしこれは想定内である。そもそも彼はそこまで量を食べる方ではないので、学生の喜ぶコストパフォーマンスに優れたスペシャルランチはさほど魅力的に映らなかった。
34: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:12:54.69 ID:OoZNJ66VO
トタトタと足音を立てて一人の少女が近づいてくる。
両手で支えるお盆の上にはライス(大)、唐揚げが5つ、ハンバーグにサラダが一つと味噌汁が載せられている。
35: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:13:27.72 ID:OoZNJ66VO
「それにしてもオマエ。スペシャルランチか。」
「これで350円なんだから買うしかないよねぇ」
36: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:14:06.65 ID:OoZNJ66VO
「そ、そうかな〜?でも痩せてる女の子の方がかわいいでしょ?」
「俺は女の子の魅力っつーのは体重や体脂肪率なンてくだらねェモンで決まるとは思わねェけどな。不健康そうなのはNGだが」
37: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:14:56.83 ID:OoZNJ66VO
昼食を済ませて教室へと向かってい進一と梨穂子に声がかかる。
「あ、美琴ちゃん」
38: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:15:35.23 ID:OoZNJ66VO
「っつーことはアレか?梨穂子の親友がオマエってことか?」
「そーよ、文句あんの?」
39: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:16:09.10 ID:OoZNJ66VO
「もー全く……。まあそれはあたしがやっといたからいいものの、確りしてよねホント」
「えへへ〜、ごめんね〜。今度何か奢るよ」
40: ◆Y3oOA6OkFI[saga]
2016/06/01(水) 10:16:41.21 ID:OoZNJ66VO
「ちょ、ちょっと〜、どうもこうもないってどういうこと〜!」
今度は梨穂子が頬を膨らませて進一に詰め寄る。
41: ◆Y3oOA6OkFI[sage]
2016/06/01(水) 10:19:16.22 ID:OoZNJ66VO
ということで絢辻さん、梨穂子とのエンカウントです。
香苗ちゃん→美琴。
上条さんの相棒といえば、ということで。
それでは今日はこの辺りで。
次回投下は一週間程度を目処に。
42:名無しNIPPER[sage]
2016/06/13(月) 11:14:13.67 ID:hVHqUTKo0
まだかな
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