2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:42:59.47 ID:nKNVkMal0
――
――――――
3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:43:40.00 ID:nKNVkMal0
いや、
気を落としちゃいられない。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:44:12.25 ID:nKNVkMal0
「おっ、どうした歳納」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:45:02.13 ID:nKNVkMal0
「2人ともー、身体におかしいところはないかー」
「大丈夫ですー」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:45:45.96 ID:nKNVkMal0
やがて私たちは、ふわふわと浮かび上がっていく。
実在するのかさえまだ知らないくもの粒と、おそらく同じように。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:46:38.80 ID:nKNVkMal0
〜
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:47:10.60 ID:nKNVkMal0
あかりはよくその願望を熱弁していた。
折に触れて、何度となく。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:47:49.43 ID:nKNVkMal0
ときどき私が表に出すこの発想の豊かさは、誰にだって負けない。
今となっては、そんな自負が心のどこかにあるように思う。
10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:48:28.60 ID:nKNVkMal0
〜
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:51:16.98 ID:nKNVkMal0
あかりがずっと、ずっと焦がれた領域。
そこには空を漂うふわふわのくもなんてない。
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/05/20(金) 07:52:02.12 ID:nKNVkMal0
浮かぶことでいっぱいいっぱいな私の傍を、いくつもの雲の粒子が過ぎていく。
『雲に乗るってのはこの場合、その粒子に乗るってことだ』
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