1: ◆CuiksL3nE2Uk[age saga]
2016/05/30(月) 22:36:29.41 ID:K0dvx2PV0
地の文があります。
博士、男の二人のみ登場するSSです。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆CuiksL3nE2Uk[age saga]
2016/05/30(月) 22:38:25.12 ID:K0dvx2PV0
あるところに博士がいた。
白衣を着て、実験器具を扱っている。
3: ◆CuiksL3nE2Uk[sage saga]
2016/05/30(月) 22:39:49.15 ID:K0dvx2PV0
博士「いやあ、しかし、急に疲れがやってきたようだ。お腹もペコペコだ。何か食べるものはあっただろうか」
博士はキッチンへと向かうために部屋を出た。
4: ◆CuiksL3nE2Uk[sage saga]
2016/05/30(月) 22:42:14.26 ID:K0dvx2PV0
男「こんなところで一人で研究しているなんて、怪しいと思っていたんだ。だが何を作っているかはわからなかった」
男「馬鹿正直に聞いても教えてはくれなかっただろうしな」
5: ◆CuiksL3nE2Uk[sage saga]
2016/05/30(月) 22:44:13.40 ID:K0dvx2PV0
博士「誤解だ。それは」
男「誤解なものか。俺はこの液体を使って世界中を混乱に陥れてやる」
6: ◆CuiksL3nE2Uk[sage saga]
2016/05/30(月) 22:46:04.73 ID:K0dvx2PV0
フラスコから数滴たれたピンクの液体は、博士にかかるや否やすさまじい煙を上げた。
男は驚いて博士から飛びのくが、すでに煙は部屋中に充満する勢いであった。
7: ◆CuiksL3nE2Uk[sage saga]
2016/05/30(月) 22:49:52.20 ID:K0dvx2PV0
不憫なのは博士の方であった。ついに液体の全てをかぶってしまったのである。
さっきとは比べ物にならない博士の悲鳴が部屋に響いた。
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