過去ログ - 開かない扉の前で
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938: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2017/11/26(日) 23:28:44.00 ID:L2HTNNmfo
つづく

723-3 優先 → 有線
723-5 付けなくて → 抜けなくて

以下略



939:名無しNIPPER[sage]
2017/11/27(月) 08:24:34.62 ID:dYikqQdJ0
おつです


940:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:09:15.76 ID:OSRTiBSYo

∴[Cheshire Cat]K/a


 おそらくは、夢のような光景だ。
以下略



941:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:10:11.13 ID:OSRTiBSYo

◇ 


 広場の中央近くに花壇があった。
以下略



942:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:11:35.16 ID:OSRTiBSYo

 どうして俺は、こんなところにいるんだ?
 俺は、愛奈と一緒に、帰ろうとしていた。もうすぐ、階段を昇りきり、扉を過ぎ去るはずだった。

 それが、どうして今、こんな場所にいる?
以下略



943:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:12:02.97 ID:OSRTiBSYo

「それを話さないと、フェアじゃないね」

 ざくろはそう言って笑う。

以下略



944:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:12:30.30 ID:OSRTiBSYo




 そして、俺は、ここに立っている。
以下略



945:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:13:50.47 ID:OSRTiBSYo

 一台目の車が通り過ぎる。
 世界が音を取り戻し、時間が当たり前に流れる。

"これから起きること"。
以下略



946:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:14:16.22 ID:OSRTiBSYo

 碓氷遼一が死ななければ、どうなる?

 愛奈は、泣かずに済むだろうか。
 少なくとも、あんなに、自分を責めたりせずに済むんじゃないか。
以下略



947:名無しNIPPER[saga]
2017/11/28(火) 01:14:45.33 ID:OSRTiBSYo

 もっとシンプルに考えよう。

 ここで俺が何かをすれば、その時点から過ごしたすべてがなくなってしまう。
 これから生まれる命、これから死んでいく命、これから付けられる傷、これから癒えていく傷。
以下略



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