51: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:34:57.28 ID:O7w9QjEl0
「ここに実験用に組んだ、綾波型の艤装がある。
まずは一度、これをバリさんのアイディアで改装してみよう。
改装に回す艤装は専用倉庫にあるから、そこから自由に使ってくれ。」
「いいのね?よーし、やっちゃうわよー!」
52: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:35:58.74 ID:O7w9QjEl0
「で、新人ほっぽって、アタシとご飯を食べている…と。」
「今いいとこだから!だそうですよ。」
53: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:37:30.94 ID:O7w9QjEl0
「ケイくん、出来たよ!」
そして終業時刻に差し掛かる頃、ようやく完成したようだ。
54: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:43:45.23 ID:O7w9QjEl0
「強化に対するスキルと探究心は素晴らしいが、君の場合、根本的な詰めがまだ甘い。
例えばこれを、うちの漣の艤装と仮定してみようか。
それで、これが漣の測定データ。
55: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:45:33.45 ID:O7w9QjEl0
「俺が組んできた艤装は、これらを咀嚼・解釈し、実データと擦り合わせた上で組んできたものなんだ。
それで今こういう立場も貰えてるけど…何て事はない、俺はただ、なるべく艦娘の要望に応えようとしてただけなんだよ。」
「はー……。」
56: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:47:33.02 ID:O7w9QjEl0
「あはは…でもバリさんはすごいよ。
アイディア自体は豊富だし、この厳つさでも、組み付けはちゃんとしてる。
俺なんて組み付け叩き込むために、何回ここに泊まった事やら…。」
「私もそんな調子よ?夢中になり過ぎると、色々どうでもよくなっちゃう。
57: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:50:10.43 ID:O7w9QjEl0
「……って事があったんですよ。いやー、なかなか爆弾娘ですね、バリさん。」
「あはは、面白い子だねぇ。でもさー、これで少しは任せられそうじゃない?」
58: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:51:29.55 ID:O7w9QjEl0
彼の目は、今もモニターへと注がれている。
それは周囲の動作に気付かぬほどまっすぐに向けられていて、北上は音を立てぬようそっと立ち上がると、背後へと近づいて行く。
59: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:52:28.61 ID:82K2CeMxO
「ユウ…さん…?」
「ふふー…テンパってもちゃんと呼んでくれるんだー…いいねぇ♪嬉しいねえ♪」
60: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:54:31.54 ID:O7w9QjEl0
「ケイくーん、そこに私の手帳………
ご、ご、ご、ごゆっくりーーーー!?」
「バリさん!?ちょ、ちょっと待って!」
61: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/09(土) 04:56:18.91 ID:O7w9QjEl0
そして同時刻。
思わず工廠から逃げ出してしまった夕張は、息を切らして寮へと辿り着いていた。
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