109:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:37:42.02 ID:sMihRnaL0
「伊織ちゃん!」
すぐさまやよいが駆け寄り伊織の傷口に手をかざす。
110:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:42:50.86 ID:sMihRnaL0
バンコク都ドゥシット区のチャオプラヤ川に面した広大な土地。
先の大戦以前にはタイ国会議事堂が存在した場所である。
現在は高い塀で囲まれ、周りを多数の兵士が警備している。
111:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:45:34.02 ID:sMihRnaL0
「しかし!アカバネ中佐!」
「いいんだって。それより四人とも喉乾いたろ。飲み物用意してあるから後ろに乗ってくれ。勿論、伊織のは100%のオレンジジュースだぞ。あれだけ伊織と先輩に教えこまれたからな」
「少しは使えるじゃない!」
「やったー!」
112:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:46:20.76 ID:sMihRnaL0
「着いたぞ。ここが司令室だ。」
伊織達の目に入ったのは、巨大な鉄筋作りの建物などではなく、いかにも急ごしらえで作ったような小屋のようなものだった。
113:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:49:48.76 ID:sMihRnaL0
「いやー、これ手配するのも大変だったんだぞ。何しろ物資が不足しててな。無理言って借りてきたんだ」
「なにやってんのよ。ジュースなんかのために」
114:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:52:04.58 ID:sMihRnaL0
※この男、エドゥアルトはTHE IDOLM@STERや他作品のキャラクターではありませんのでご注意を。
115:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:53:20.66 ID:sMihRnaL0
「失礼します中佐」
「エドゥアルト大尉。俺は君に住民への物資援助の管轄を任せている。それは間違いないな」
「はい、間違いありません」
「23番倉庫‥‥‥、そこからの物資もきちんと住民に行き渡っていたか?」
116:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 20:55:24.80 ID:sMihRnaL0
「そこだけか」
「は‥‥‥」
「物資援助が滞っていたのはそこだけかと聞いている!」
「ご‥‥‥5番、8番、11番、14番、18番、19番、21番、27番でも同様の事態が発生しています!」
117:名無しNIPPER
2016/07/27(水) 23:47:52.91 ID:sMihRnaL0
「ごめんな、嫌なところを見せてしまって」
「いいえ、あんたのしたことは正しいわ。軍人として誇りを持つべきよ」
「ありがとう。伊織、残りの倉庫には俺が自ら出向くことにするよ」
「そう、だったら私達も手伝うわ」
118:名無しNIPPER
2016/07/30(土) 22:09:51.62 ID:8ykJt62OO
エタった?
119:名無しNIPPER[sage ]
2016/07/30(土) 22:10:23.44 ID:8ykJt62OO
さげわすれたすまんこ
119Res/113.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。