30:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 10:54:24.84 ID:5vJ3B+Ro0
焦る気持ちは押さえ、細心の注意を払い、だが迅速にレナードは森を探し回る
『まとい』を常に発動させており、移動速度は常人の倍だ
だが当然いつまでも使えるわけでなく、限界はくる
31:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 10:57:03.69 ID:5vJ3B+Ro0
―――――――――――――
エル「レナードぉ…」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 10:58:25.28 ID:5vJ3B+Ro0
「ワォーーーーン!!!」
エル「ひっ…!」
33:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:00:01.72 ID:5vJ3B+Ro0
エル「くっ…この!!」
エルは地面の土を手で掻いて魔物へと投げつける
34:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:01:30.71 ID:5vJ3B+Ro0
魔物はエルに対して徐徐に警戒を下げているのか、エルに近づくチャンスを窺っているようだ
背を向けたら一瞬で終わる
エルは本能的にそれを察知していた
35:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:03:55.37 ID:5vJ3B+Ro0
エル「っ…!!」
頭をかかえてその場でうずくまる
36:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:06:10.40 ID:5vJ3B+Ro0
エル「レナー…ド…。レナードぉ…!」
必死に耐えていた涙が溢れ出す
37:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:07:33.67 ID:5vJ3B+Ro0
レナード「ちっ、まさか本当に魔物と戦うことになるとは…。剣持ってきて正解だったぜ」
レナードは剣を抜いて構える
38:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:11:22.04 ID:5vJ3B+Ro0
エル「レナード…」
レナード「大丈夫だ。俺の後ろにいろ」
39:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:13:30.32 ID:5vJ3B+Ro0
レナード「よし!」
浅い、だが確かな感触を掴んだ
402Res/286.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。