過去ログ - 【がるぱん】ペパロニ「アンチョビ姉さん、私の彼女になってほしいっす」
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38:KASA[saga]
2016/08/10(水) 20:21:35.11 ID:boVLbVB5O
アンチョビ「おい、こら、起きろってば……。……まあ、いっか。目覚ましにもまだ早いし、私ももう少し寝ようかな。ふぁぁ……」

アンチョビ(けど……家具のほとんどない空っぽの殺風景な部屋、ベッドの中で後輩に抱かれて……変だろ!)

アンチョビ(こういうおかしな朝が、私の高校生活最後の朝、か……うぅ、これは一生忘れないだろうなぁ……)
以下略



39:KASA[saga]
2016/08/10(水) 20:23:42.20 ID:boVLbVB5O
アンチョビ(だ、誰だ! 朝早いのに廊下をドスドス、うるさいぞ、び、びっくりするだろ!)



<ドタドタドタ……ドタドタドタ……ド タ ド タ ド タ……
以下略



40:KASA[saga]
2016/08/10(水) 20:26:15.63 ID:boVLbVB5O
クラスメー子1「おーい千代美ー! おっはよ〜〜〜! 今日はクラス全員で一緒に朝ごはんをたべようぜー……え……?」

アンチョビ「」

クラスメー子2「ねーちょっと、何固まってるのよどうしたの……よ……?」
以下略



41:KASA[saga]
2016/08/10(水) 20:27:08.00 ID:boVLbVB5O
アンチョビ「……」

ペパロニ「あの、姉さん」

アンチョビ「……あ……あぁぁぁ……」
以下略



42:KASA[saga]
2016/08/10(水) 20:31:29.12 ID:boVLbVB5O
〜少し時間がたって、学園内。戦車車庫へ向かう道すがら。二人で荷物を運びつつ。



ペパロニ「姉さん、そろそろ元気だしてくださいよー」
以下略



43:名無しNIPPER[sage]
2016/08/11(木) 05:54:06.22 ID:w3MrJBoEo
素晴らしい展開だ!


44:KASA[saga]
2016/08/11(木) 21:15:06.36 ID:INym7w9bO
〜戦車車庫内

アンチョビ「ふぅ……運ぶのを手伝ってくれてありがとな。やっぱり私一人じゃ無理だった」

ペパロニ「いえいえ。嬉しいっすよ。マジで全員分用意してくれたんですね」
以下略



45:KASA[saga]
2016/08/11(木) 21:16:03.06 ID:INym7w9bO
アンチョビ(その代わりに、車庫を流れる風の音が聞こえるな。コォーって。……)

アンチョビ「……。……あ、ごめん。またぼーっとしてた」

ペパロニ「や……なんかとっても、渋い横顔でした」
以下略



46:KASA[saga]
2016/08/11(木) 21:17:13.82 ID:INym7w9bO
P40の砲塔に腰掛けて、どこを見るでもなく車庫を見渡す。

明りをけした車庫は洞窟の奥みたいにほの暗い。

けれど、天井にはいくつもの天窓が空を覗いていて、そこから差し込む朝の光が、そこかしこに光の柱をつくっている。
以下略



47:KASA[saga]
2016/08/11(木) 21:17:43.13 ID:INym7w9bO
<オハヨー……

<キャハハ……

<ソウダヨネー……
以下略



48:KASA[saga]
2016/08/11(木) 21:18:26.21 ID:INym7w9bO
アンチョビ「さて……本番では、私がマントをケースから取り出して、それをペパロニに着せる感じにしようかな?」

ペパロニ「ん〜、それでもいいっすけど……でもやっぱ、どうせなら最初は姉さんがマントをつけといて、それをシャッと脱いで私に着せる……その方がカッコよくないっすか?」

アンチョビ「ふむ……そっか、そうだな、そうしようか」
以下略



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