324:名無しNIPPER[sage]
2016/12/24(土) 01:21:36.20 ID:WWyYrHcfo
怒涛の進行乙です
楓さんのは来るとわかっていたけどずっしりくるな…
325:名無しNIPPER[sage]
2016/12/24(土) 01:48:15.40 ID:85fGRrSA0
時間が流れてる話だからしょうがないけど引退の話はしんみりするね
過去作が全部同一時系列だとすると、この後の3・4年くらいで和久井さんや加蓮、茄子さんや奈緒みたいに辞める人が一気に増えるんだろうな
326:名無しNIPPER[sage]
2016/12/24(土) 02:00:26.58 ID:goumTjMwo
乙です
327:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 17:51:10.20 ID:ckQ0GSngo
「いや、正確じゃないな。解散する、か。いずれにせよ、ボクの意思抜きにデュオは成立しない」
淡々と告げる飛鳥の言葉を、蘭子はただじっと立ったまま聞いていた。
小さな口が言葉を紡ごうとして、喉は震えるように黙ったままだ。
328:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 18:03:44.83 ID:ckQ0GSngo
「…………分かった」
「おや? これは予想外だったな……」
329:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 18:21:29.41 ID:ckQ0GSngo
拳を硬く握り、脚が震える。
顔が真っ赤に染まり、奥歯が軋んだ。
神崎蘭子がこれ程の激情に震えるのは、生まれて初めての事だった。
330:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 18:30:35.55 ID:ckQ0GSngo
凍りかけた血液が蘭子の身体を巡る。
沸騰しそうになり、凍えそうになり、ふと世界が静かになった。
「……一つだけ」
331:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 18:52:32.07 ID:ckQ0GSngo
「……え?」
「楓さんのライブ。歌詞も何も無かったが、あれは。特に――」
332:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 18:57:31.78 ID:ckQ0GSngo
「蘭子。アイドルは楽しいだろう」
「うん」
333:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 19:07:10.76 ID:ckQ0GSngo
「……」
「さぁ、ボクの手札は切り尽くした。もうアイドルじゃないから、顔を殴ったって構わないよ」
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