47:名無しNIPPER[saga]
2016/09/09(金) 23:13:17.19 ID:8UxCeRD6o
男は顎を撫で回してしばらく黙った。
無言の間が、店内の賑わいを際立たせて二人の耳へ届ける。
「……いえ。残念ながら持っていないと思います」
48:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 00:16:17.60 ID:I2Y0a2jKo
「どうして、ですか」
男が再び首を捻る。
しばらく唸って考え込んだ後、返した言葉は極めてシンプルだった。
49:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 03:45:41.79 ID:SHQ6lIfq0
「ぴっ……！？」←かわいい
う、撃たれる！？←かわいい
「うむ」「うむ」「うむ」「ううん」←かわいい
50:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 04:23:08.77 ID:kAQh+rIqo
乙です
51:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 04:43:44.00 ID:xCOb51N1o
>>49
全部かわいいじゃねーかｗｗ
同意だけどｗｗ
52:名無しNIPPER[sage]
2016/09/10(土) 10:22:21.64 ID:m41qLU7k0
>>49
外ハネとドヤ顔が特徴的なｱｲﾄﾞﾙ「ふ、フフーン！」
53:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 13:13:10.06 ID:I2Y0a2jKo
「参りましたね」
そう言って、男が苦笑する。
54:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 13:32:50.31 ID:I2Y0a2jKo
「――そういった経緯で、神崎蘭子さんを是非我が事務所に迎え入れたく」
55:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 14:03:43.46 ID:I2Y0a2jKo
「……」
「無論、唐突に過ぎる話です。本日お許しを頂けるなどとも考えておりません」
56:名無しNIPPER[saga]
2016/09/10(土) 14:05:08.95 ID:I2Y0a2jKo
「……あなた。ちょっと旅をさせ過ぎたんじゃないかしら」
「……」
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