222:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:46:11.89 ID:wmutTus80
だけど、私の耳にギョーンという音が聞え、今度は私の右腕が破裂した。
凛「ぎあああああああああああああ!! うぁああああああ!! あぎっああ!!」
「ホラ、これでもう腕が無い、お前もう終わったぜ」
223:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:47:52.57 ID:wmutTus80
「ククク……逃げんなよ」
たどり着いた。
私はあごを当てて、コレの刃を収納した。
224:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:48:48.83 ID:wmutTus80
「アァア? な……」
私の口に肉を貫いた感触が伝わった。
凛(あっ、はぁっ!! 刺さった!! 刺さってるぅ!!)
225:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:49:44.69 ID:wmutTus80
グチャグチャになった仏像を見て笑いが止まらない。
凛「ざまあみろ!! 何が私を殺すだ!! 私は死んでない!! 死んだのはアンタだっ!!」
今だかつて味わったことの無い爽快感が私を包み込む。
226:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:51:05.76 ID:wmutTus80
気がついたら私はガンツの部屋にいた。
凛「……あぁ、戻っちゃったんだ」
さっきまで感じていた満足感が薄れていく。
227:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:51:55.10 ID:wmutTus80
凛「あ、誰だろう?」
徐々にその輪郭が現れる。
玄野さんだった。
228:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:52:55.92 ID:wmutTus80
『ちーーーーーん』
『それでは ちいてんを はじぬる』
凛「え?」
229:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:53:26.68 ID:wmutTus80
凛(……もう一度)
味わいたい。あの感覚を。
凛(……ううん、何度でも)
230:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:53:55.87 ID:wmutTus80
凛「ちょ、ちょっと! 何やってんの!?」
玄野「なッ!? は、放せ!! 何するんだよッ!!」
凛「放せって、放したらガンツに何するつもり!?」
231:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:54:31.01 ID:wmutTus80
凛「はぁ……私ってこんな人間だったんだね」
玄野「おい……何を……」
凛「ま、いっか。これも新しい自分の発見ってことかな」
232:名無しNIPPER[saga]
2016/09/17(土) 04:55:12.24 ID:wmutTus80
あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編 終了。
今日はこの辺で。
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