過去ログ - 裕子「特別なことができるなら」
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9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:27:26.50 ID:jzgcTAa+0

医者「そちらではない! 先ほどの爆発を引き起こしベッドをそのようにしたキミだ裕子さん! キミこそが人類の可能性なのだっ!」

まるで子供のようにはしゃぐ医者に対して、裕子もプロデューサーも困惑した表情で見つめ合う。突然人類の可能性などと
言われてもピンと来る人間はそうはいないだろう。けれど喜ぶ医者はさらに続ける。
以下略



10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:28:36.47 ID:jzgcTAa+0

裕子「エスパーユッコの活躍を広げるなら、この力はむしろ積極的に使っていくべきです!」

裕子P「で、でも、さっき扉を爆発させたり、ベッドを……」

以下略



11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:29:49.92 ID:jzgcTAa+0

思いがけない提案に目を見開いくプロデューサーであったが、ここで裕子と初めて会った時に交わした言葉を思い出す。

裕子P(そうだ……私は、なにがあってもユッコを信じるって……)

以下略



12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:31:14.67 ID:jzgcTAa+0

裕子P「……とりあえず、まずはユッコの退院手続をしないとね」

裕子「あ、まだ入院中扱いなんですね……でも退院すればこっちのものです! なにからしますか!? お仕事、レッスン? それとも!」

以下略



13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:33:08.82 ID:jzgcTAa+0

――四ヶ月後。ラスベガスのベラージオホテル前にある湖の周辺には多くの人々が詰めかけていた。

「おい、そろそろ時間だぞ!」

以下略



14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:35:43.40 ID:jzgcTAa+0

あちこちから悲鳴と歓声が上がる中、少女の身体は重力に従って落下していく。スポットライトはそれを忠実に追いかけ、
このまま一つの悲惨な肉塊が出来るまでその姿を照らし続けるのではないかと、少女の生のショーを初めて見に来た
観客達が思い始めた瞬間、突如としてスポットライトの光の中から少女の姿が消滅する。

以下略



15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:37:42.84 ID:jzgcTAa+0

裕子『今日は暑いですから、まずは皆様涼しくなってもらいましょう!』

そう言いながら裕子が湖面を足で叩くと、周辺の水がせり上がり一つの形を作り出していく。それは水の女神のような
美しい人型になると、意志があるかのように振る舞い、観客たちに腕を振っていく。
以下略



16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:39:05.19 ID:jzgcTAa+0

「3ー!」

裕子『むむ……』

以下略



17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:40:38.31 ID:jzgcTAa+0

(((仕掛けがどっかにあると思うんだがな)))

(((あとでサインもらいたい……)))

以下略



18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2016/09/10(土) 21:42:27.06 ID:jzgcTAa+0

裕子P「――ガハッ!?」

腹を殴られ気を失っていたプロデューサーは、蹴り飛ばされたことで再び意識を取り戻す。

以下略



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