過去ログ - これから日記を書く 6冊目
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923: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/03(月) 04:01:36.21 ID:8PmvlG5b0
五百八十四日目

警察署エリアの探索は進んでいる。今日は晴れたが、昨日に比べると進んではいない。いつも通りということだけだが。良い天候だからといって、進みが良いとは限らない。そもそも晴れ間の方が多い訳だしな。

その代わりと言う訳ではないだろうが、いくらか使える物資の方は出来た。とはいえ、都市攻略を始めた頃を考えると、物資の質が良いとは言えない。時間経過というものを感じるところだ。
以下略



924:西切の手帳にいろいろ書き込みがある  ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/03(月) 04:20:29.48 ID:8PmvlG5b0
今日の制圧と探索はそこそこな感じで終わりましたねっと。

気になるフェアリーちゃんですが、なんとか馴染んでる感じかな。

彼女から超能力者のお話は聞けるだろうけど、ちゃんとわからないんだろうなぁ。
以下略



925:ブレイクタイム  ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/03(月) 04:31:18.61 ID:8PmvlG5b0
【姉として】
「スラちゃんも空飛んでみるー?」

「(スラも飛べるのー?)」クユン

以下略



926: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2017/04/03(月) 04:37:20.35 ID:8PmvlG5b0
>>918
十分起こりえます

>>919
やめて! 不遇体質のエクスにはシャレにならないよ!
以下略



927:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/03(月) 18:36:23.17 ID:h4VuOG+L0
乙!
これ日最大最凶のブラック(内容的に)企業WWP


928:名無しNIPPER[sage]
2017/04/04(火) 19:03:31.75 ID:IKsGkzkN0
スラちゃん飛べなくて残念だったね。そもそも最初から高空に行くって発想は俺には無かった訳だけど


929: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/06(木) 04:58:30.28 ID:GGWjuIRv0
BAP(有機人造兵器計画)の解析について、アンドロイド開発は順調に進んでいる思われていたが、大きな問題に直面していた。それは、回収してきたアンドロイドが放浪者との戦闘時に置いて受けた損傷個所。そこが順調と思われた開発を足踏みさせることとなった。

打ち込んだエレクトロスピアは、生きた脳髄を外れてその連結部分に食い込んでいた。その後、エレクトロスピアの放電によりショートした訳だが、それにより脳髄から発信される信号を受信し、各機関へのその信号を流す部分が完全にイカれてしまっている状態だった。

つまるところ、人間でいう頸椎に当たる部分が損傷によりどう機能していたかはっきりしない状態だった。
以下略



930: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/06(木) 05:24:39.94 ID:GGWjuIRv0
一方、サポートチームの部屋には見慣れないものが置かれていた。マッサージチェアの頭の部分に、人の頭がすっぽりと入るヘルメットのようなものがある。ひじ掛けの左側には、スティック状のレバーがあり、右側はキーボードの特定のキーがついている。

そのチェアに、すでにエクスが座って背もたれにもたれかかっていて、正面にEVEがスリープ状態で椅子に座っている。伊吹はその右側、いつものエクスが座っているデスクにいた。彼が座っているそれから、EVEとエクスの端末に配線が接続されている。

言うまでもなく、これが発展したVRの姿だ。脳波を感知し、電子世界で起きたことを五感に誤認という形で認識させる。境界線を曖昧にしたことで、世界的にその開発を中止に追いやることになった不遇の科学。しかし、それは表面上の話に過ぎない。
以下略



931: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/06(木) 05:49:49.73 ID:GGWjuIRv0
VRによりEVEの内部に侵入するエクスの目に映るのは、暗闇の中を光の粒子が飛び交っていて、身体がその中を浮遊した状態で高速移動している感覚。目的地に転送(いく)最中のこれは、いつまでたっても慣れない。

吐き気をこらえて、しばらく進んでいくと、目的のAIをつかさどる部分にたどり着いた。すでに解析済みの情報を思考(にゅうりょく)して、中に入る。

「…ウソ、だろ?」
以下略



932: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/06(木) 06:05:59.80 ID:GGWjuIRv0
「理解は追いつかねーけどな」

「結構なことだ。さて、エクス君。EVEのAIを解析するというのは、本来の山海の意見と変わらず、私も構わないのだがね」

山海のAIはそう言って指を鳴らすと、どこかで見たかのような剣と盾が現れ、地面に転がった。
以下略



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