14:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:07:41.09 ID:6BNWGd8K0
出来る限り、真剣な顔をして、三葉の目を見る。
吸い込まれそうなほど、綺麗な目だ。
「伝えたい事があるんだ」
「……は、はい。なに?瀧君」
俺の真剣な雰囲気に驚いたのか、大きな目が、さらに大きく開かれ、純白の肌に朱が差した。
「あのさ……」
「……うん……」
「……これを見て」
俺は、そう言って、自分の手を、三葉の前に差し出した。
好きだ。立花瀧。
そう太く書いてある俺の掌を、三葉の顔の前に晒す。
恥ずかしくて、三葉の反応が怖くて、思わず頭を下げて三葉の方が視界的に見えないようにする。
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