過去ログ - 海未「エチュード」
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15:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:33:46.21 ID:QB1AagmFO
そのとき、真姫がドアを開けて部屋に入ってきた。

「海未?」
「ごっ、ごめんなさい、勝手に触ってしまって」

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:35:52.64 ID:QB1AagmFO
海未は少し気になっていたことを思い出した。

「さっきは、楽譜なしで弾いてたんですか?」
「さっき、って海未が来たとき?」
「はい」
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:37:06.99 ID:QB1AagmFO
海未は突然のことに動揺を隠せなかった。

「私が、ですか?」
「そ。せっかくだし、何か1曲でも弾けるようになりたいと思わない?」
「とはいいましても・・・」
以下略



18:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:38:33.56 ID:QB1AagmFO
「見本、みせてあげる」

そういうと、真姫は身を乗り出して、ゆっくり、とある曲のフレーズを弾いて見せた。
なじみのある曲の冒頭。これ、知ってるでしょ?と真姫は言う。

以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:39:52.30 ID:QB1AagmFO
「む、難しいですね……」
「海未、ちょっといい?」

そういって真姫は海未の右手をとる。海未は突然のことに一瞬びっくりした。
真姫は両手で海未の手をそっと丸める。
以下略



20:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:41:25.35 ID:QB1AagmFO
「見てて」

そういって真姫は同じフレーズを弾いて見せる。
どうして一つのミスもなくこんなにきれいに弾けるのか、不思議でたまらなかった。

以下略



21:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:42:24.11 ID:QB1AagmFO
タッタータタータータータタタター タッタータターター
タッタータタータータータタタター タタタタータタタタター


「……!」
以下略



22:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:43:17.50 ID:QB1AagmFO
「それにしても、どうして私にピアノを?」

海未に尋ねられると、真姫は

「海未が羨ましいって言ってたから……その、教えてあげてもいいかなって。せっかく来てくれたんだし……ていうかごめん、後輩の私が偉そうにして」
以下略



23:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:43:56.93 ID:QB1AagmFO
終わり


24:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:48:10.28 ID:07YgIjEUO
酷いな


25:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 14:33:54.17 ID:TOMoSNgi0
乙!うみまき良いですわ^


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