20: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:50:13.52 ID:JntGMmXe0
 「司令官、ここに何があるの?」 
  
 大潮が尋ねるが、提督は下を俯き、無言のまま。そこに明石が、大潮に耳打ちする。 
  
 「朝潮ちゃんの・・・うっ・・・うっ」 
21: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:51:15.47 ID:JntGMmXe0
 <外伝:いつか> 
  
 *艦娘の一人称視点です.人物像が壊れている可能性がありますのでご了承ください. 
22: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:52:31.87 ID:JntGMmXe0
 ゆっくりと確かになっていく意識. 
  
 瞼を通過する光さえ眩しく,私は,ゆっくりと,目を開けた. 
  
 ぼんやりとした視界が段々とはっきりし,目の前に人が立っているのがわかる. 
23: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:53:24.60 ID:JntGMmXe0
 「駆逐艦大潮です! おまかせください」 
  
 「ようこそ鎮守府へ.私は君を歓迎する」 
  
 「ようこそ大潮.私は朝潮,あなたの姉よ」 
24: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:54:10.24 ID:JntGMmXe0
 姉妹といえども訓練,出撃までも一緒になることはめったにない. 
  
 そんな中でも,一緒に過ごす僅かな時間の中で,私は妹達と接した. 
  
 妹達はどんどん増えていった. 
25: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:55:39.45 ID:JntGMmXe0
 以上のお話とは無関係ですが,以前に書いたものを落とします. 
26: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:56:26.57 ID:JntGMmXe0
 <【艦これ】霞の願い事> 
  
 意識が次第にはっきりとしてくる。そして、目の前の分厚い扉が開かれた。 
  
 「霞、ようこそ鎮守府へ!」 
27: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:56:58.86 ID:JntGMmXe0
 それから私は、大切なお姉さんを失いたくがないために、提督の作戦に口出しするようになった。 
  
 しかし、わかってもらえるはずがない。 
  
 うるさいの一言で片付けられ、睨まれ、 
28: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:57:36.95 ID:JntGMmXe0
 最初にいなくなったのは、1つ下の、8番目の霰。次は2番めの大潮姉さん。 
  
 その次は1番目朝潮姉さんで、その次は4番目荒潮姉さん。 
  
 その次は3、5、6番目の満潮、朝雲、山雲姉さんが一度にいなくなった。 
29: ◆zPnN5fOydI
2016/10/30(日) 14:58:07.95 ID:JntGMmXe0
 ああこの世界 
  
 なぜこうなる、なぜこうする 
  
 大切な人はもういない 
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