103:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:54:36.06 ID:3gpYRlk40
 ツンベアー「いや・・・マニューラたちがユキノオーとオニゴーリを連れ去った直後に別のポケモンたちがやってきて、そいつらが村を滅茶苦茶にしたんだ。」 
  
 モウカザル「そのポケモンって・・・?」 
  
 ツンベアー「コマタナの群れに、キリキザンというポケモンだ。危うく村のポケモンを全滅させられるところだった・・・」 
104:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:55:15.42 ID:3gpYRlk40
 キルリア「そ、そんなことない!ボクには悪タイプに強いマジカルシャインがあるもん!!」 
  
 ズルズキン「あいつにはそれだけじゃ勝てねえんだ!」 
  
 キルリア「わ、わかるもんか!だってこれまでだって・・・」 
105:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:56:07.04 ID:3gpYRlk40
 モウカザル「マンムー・・・さん・・・?」 
  
 ツンベアー「この村の村長だよ。マンムーさんのおかげでこの氷結の村のポケモンは全滅せずに済んだんだ」 
  
 マンムー「お嬢さん、見たところお主はキルリア・・・エスパーとフェアリータイプのようじゃが・・・」 
106:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:56:39.58 ID:3gpYRlk40
 キルリア「ボクだって・・・」 
  
 キルリアはうつむいて肩を震わせています。 
  
 モウカザル「キルリア・・・」 
107:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:57:08.67 ID:3gpYRlk40
 キルリア「うぅ・・・!!悔しい!ボクもあいつと戦える力がほしいよ!悔しいよぉ・・・!」 
  
 モウカザル「キルリア・・・」 
  
 ズルズキン「姐御・・・」 
108:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:57:58.65 ID:3gpYRlk40
 マンムー「まあそう急ぐでない。まずはこの山の天辺へ向かうといい。そこでユキメノコというポケモンに会うのじゃ」 
  
 ツンベアー「ユキメノコに?!そんな・・・まさか・・・!」 
  
 マンムー「そこであやつはお主に必要な力のありかを教えてくれるじゃろう」 
109:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:58:29.73 ID:3gpYRlk40
 モウカザル「何言ってるの?!」 
  
 ズルズキン「そうだぜ姐御!俺たちを置いていくのか?!」 
  
 キルリア「だって危ないんだよ?全員崖に落ちたら誰がママを助けに行くの?」 
110:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:59:14.47 ID:3gpYRlk40
  
 想像以上の吹雪です。 
  
 山を半分ほど登ったところですでに目の前は吹き荒れる雪で真っ白。 
  
111:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 15:59:42.58 ID:3gpYRlk40
 翌朝。 
  
 モウカザルの炎とマンムーのマントのおかげで、どうやら寝ている間に凍え死ぬことはなかったようです。 
  
 モウカザル「よし・・・行こう・・・」 
112:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:00:11.19 ID:3gpYRlk40
 ズルズキン「旦那!どうしたんだ?!」 
  
 モウカザル「足場が崩れる・・・!!」 
  
 キルリア「どうなってるの?!落っこちちゃうよ!!」 
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