12:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:36:20.74 ID:sE5+pmBg0
モウカザル「ヒコ、ただいま」
ヒコザル「おかえり・・・なにかあったの?」
やっと家に帰ってきたお母さんに駆け寄り、不安そうに尋ねます。
モウカザル「いいや、でもまたすぐに出かけなきゃならない」
ヒコザル「え・・・」
モウカザル「大丈夫、またすぐ戻ってくるからね」
モウカザルはヒコザルをやさしく抱き寄せました。
ヒコザル「お母さん・・・?」
いつも元気で頼もしいお母さんのモウカザルが、少し震えてるような気がしました。
モウカザル「あはは!何でもないさ!ちょっと外にいすぎて寒くなっちゃってね」
そういうと尻尾の炎を勢いよく燃え上がらせました。
きれいな炎です。
モウカザル「いいかい?ヒコは絶対何があっても家から出ちゃいけないよ?」
ヒコザル「うん・・・わかった・・・」
ヒコザルは不安でした。
お守りをまた強く握ります。
モウカザル「帰ってきたら晩御飯、ヒコの好きなものを作ってあげるから何食べたいか考えときな」
じゃあ行ってきます。
そういってモウカザルは家を出ていきました。
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