168:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:15:15.32 ID:0XoC4lYv0
 エルレイド「ママ!!!」 
  
 エルレイドの母、サーナイトが横たわっていたのです。 
  
 気を失っているのか、反応はありません。 
169:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:16:01.92 ID:0XoC4lYv0
 エルレイド「うぅ・・・ママ・・・良がっだ・・・」 
  
 サーナイト「泣かないで、エルレイド・・・」 
  
 エルレイド「泣いでないもん・・・!!ボグはオスなんだがら・・・!」 
170:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:16:27.95 ID:0XoC4lYv0
 モウカザル「本当ですか・・・!?」 
  
 エルレイド「ほんとなの?!」 
  
 サーナイト「はい。おそらく“あのポケモン”と一緒に・・・」 
171:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:17:23.09 ID:0XoC4lYv0
 エルレイド「キリキザン!!!」 
  
 そしてエルレイド達の目の前にキリキザンとコマタナたちが降り立ったのです。 
  
 エルレイド「なんでここにいるの!?ルカリオが兵隊は倒して回ってくれたはずなのに!」 
172:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:17:54.74 ID:0XoC4lYv0
 キリキザン「ほう・・・。あの時のキルリアが俺の刃を受け止めるとはな」 
  
 エルレイド「ボクはもうあの時のボクとは違う!!」 
  
 エルレイドの剣がキリキザンを撥ね飛ばしました。 
173:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:18:31.48 ID:0XoC4lYv0
 サーナイト「あなたは先へ行ってください。この道を進めば、あなたのお母様がいらっしゃるはずです」 
  
 迷うモウカザルの耳に、サーナイトがぼそっとつぶやきました。 
  
 モウカザル「え・・・」 
174:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:19:21.37 ID:0XoC4lYv0
 キリキザン「サルは逃がしたか。まあいい。コマタナども!さっさとサーナイトをとらえるんだ!」 
  
 吹き飛ばされたコマタナたちが大勢を立てなおして向かってきます。 
  
 サーナイト「ムーンフォース!!」 
175:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:19:49.42 ID:0XoC4lYv0
 ―― 
  
 長い一本道。 
  
 それは上へ上へと続き、まるであの分厚い雲まで届きそう。 
176:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:20:25.64 ID:0XoC4lYv0
 入り口をくぐると中は広く、奥の壁は切り取られてそこから外が見えます。 
  
 外にはあの不気味な卵状の物体がすぐ目の前に見えるようになっていました。 
  
 更に天井も高く、いたるところに尖った岩がぶら下がっています。 
177:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:20:52.32 ID:0XoC4lYv0
 「あなたは・・・まさか、ヒコ・・・?」 
  
 お母さんはゆっくり他のポケモンをかき分け牢屋の前に歩み出ると向こう側にいる自分と同じ姿のポケモンを見つめます。 
  
 モウカザル「そうだよ・・・お母さん・・・」 
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