7:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:32:54.01 ID:sE5+pmBg0
モウカザル「またずいぶん派手にやったんだねえ」
ヒコザル「ぼ、僕はやってないよ・・・」
モウカザル「わかってるよそんなこと」
8:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:33:45.93 ID:sE5+pmBg0
ヒコザルのうちにお父さんはいません。
ヒコザルのお父さん、ゴウカザルはこのポケモン島を守る戦士の一匹だったのです。
そしてまだヒコザルが小さいころに、突然やってきた凶暴なポケモンをこのポケモン島から追い払うために家を出て行ってから帰ってきていません。
9:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:34:26.87 ID:sE5+pmBg0
もうすぐ夕暮れ。
そんなときでした。
おさるの村の外れから大慌てで走ってくるポケモンがいました。
10:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:34:52.91 ID:sE5+pmBg0
アブソルは村の間で災いポケモンと呼ばれて恐れられていました。
大昔からアブソルがその姿を現すと、なにか大きな災いがこの村を襲ってきたからです。
ヤルキモノのその一言で、村の皆は息をのみました。
11:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:35:40.69 ID:sE5+pmBg0
エテボース「村長様!村長様!この村に、アブソルが現れました!」
オコリザル「どうか、お目覚めになりお力をお貸しください!」
そういうと、村の大人たちはたくさん集めた木の実を供え、祈りを捧げます。
12:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:36:20.74 ID:sE5+pmBg0
モウカザル「ヒコ、ただいま」
ヒコザル「おかえり・・・なにかあったの?」
やっと家に帰ってきたお母さんに駆け寄り、不安そうに尋ねます。
13:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:37:06.53 ID:sE5+pmBg0
おさるの村の西側。
星空満点の海岸沿い。
ここにはヒヤッキーとヤルキモノが何か異変がないか見回りをしています。
14:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:37:40.70 ID:sE5+pmBg0
それと同じころ、村中を大きな地震が襲います。
オコリザル「なんだ?!地震か?!」
揺れは徐々に大きくなり、村の地面が大きく二つに割れていきます。
15:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:38:27.90 ID:sE5+pmBg0
あちこちで悲鳴が聞こえます。
オコリザル「くそ!!なんなんだいったい!」
ケッキング「みなさがれ!!」
16:pppp ◆1V4CaE0ZHE[sage]
2016/11/04(金) 04:39:03.63 ID:sE5+pmBg0
ヤルキモノ「海から・・・見たことのないギャラドスのようなポケモンが・・・破壊光線で海岸を・・・!」
ケッキング「ギャラドス?!このバンギラスといい、一体どうなっておる・・・」
オコリザル「しかし、まずはこのバンギラスをどうにかしないと!」
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